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土曜日といつかの日記

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毎週土曜日と、気が向いた日に書きます! 今思っていること、小さなできごとなど。
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#コンテンツ会議

『男が痴漢になる理由』を笑えなかった話

ずっと気になっていた本、『男が痴漢になる理由』(斎藤章佳/イースト・プレス)を読んで、途中から予想とは違った意味で背筋がすうっと寒くなった。 あえて被害者側の描写ではなく、加害者側である「痴漢」の姿が冷静に切り取られ、研究が提示されている中で、彼らの特徴が全く他人事には思えなかったからだ。 そもそも、この本が気になっていたのは、自分も何度か痴漢に遭ったことがあるからだ。 高校初日、友達と待ち合わせて電車に乗ったら、二人まとめて触られた。わたしが少しずれると手が届きづらくなっ

好きなものには脳がゆれる

今週はダブルかトリプルかに重なって好きなものを見て、ずっと脳がゆれている感覚だった。なんの物質か知らないけれど、脳内に何かがぐわんぐわんと回ってる感じ。このヘッダー画像みたいに周りがぼけて見える。 あぁこれは半分トリップみたいな状態なんだろうな……と思いつつ、そのおかげで今日も機嫌よくいられて、楽しい3連休を過ごしているのでそのままハッピーを残しておく。 金曜日は舞台『モブサイコ100 裏対裏』に行った。 『モブサイコ100』はこの5年で一番どっぷり好きになった作品で、アニ

夏の終わりの詩

青春を支えてくれた人の一人に、森山直太朗さんがいる。 そのことを普段は忘れているけれど、この間の関ジャニ∞の音楽番組「関ジャム」が夏の終わり特集だったので、その瞬間テレビの前でフラッシュバックするかのように思い出した。 「さくら」「夏の終わり」、それから「生きとし生ける物へ」なんかはすごく有名な曲だったと思うけれど、当時わたしの周りで、アルバムまで借りて彼の曲を聴きこんでいる友達はいなかった。みんなaikoや、BUMP OF CHICKENなんかを聴いてた。わたしも、ai