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人様に迷惑をかけてはならぬという呪縛

リゾートに来ています。
子連れ旅だと、プールがあるとか、子どもに優しいホテルとか、
旅先を決めるための判断材料が変わってきます。

我が家と同じように、子連れ旅の方も多くいらっしゃり、ホテルの方も子連れにめっちゃ優しい。

そんな中でも子ども達はよく怒られていました。
我が家も同じようなもんなのですが、
「そんなに怒らなくても良いよなぁ」とか
「そんなに気にしなくても良いよなぁ」とか
思うこともしばしばありました。

だって、ここは子連れに優しいリゾートなのです。
それでも、周りの人達に迷惑をかけないよう、気をつける子連れの皆さま。

子ども本人が危険なこととか、周りの人に危険を与えるようなことはNGですが、
ちょっとうるさいとかは仕方がないのでは、という気もするのです。
(こんなこと書いたら怒られるでしょうか。。)

人様に迷惑をかけてはならぬマインドは美しい文化ではあるけれど、
同時に、少子化を推進してしまう文化でもあると思います。

この、人様に迷惑をかけてはならぬ=我が子が迷惑をかけるような行為をさせてはいけない=そんなことしたら親も立場無し
みたいな連鎖だと、とにかく子育ては大変すぎるのです。

子どもは迷惑かけながら生きてるようなもんではないですか、
たまにすごく聞き分けの良さそうな子もいますが、あまりに押さえつけられていると心配になります。
(元々大人しい子は良いのでしょうが)

子どもを育てるために必要な「お金」がない事が子どもを持たない理由であると、政権では考えられているようですが、
「子育てが大変そう」という理由で子を持たない人も多いと思います。
私の友人も「子どもがいる人で幸せそうな人がいない」という理由で子どもを産みたくないと言っていて、ハッとしたことがあります。

私自身も、子育て大変そうと思わせているフシがあるので反省しなければならない点です。
確かにめっちゃ大変なことも多いけれど、子育てで得る楽しいことや嬉しいことも多くあるのです。

この嬉しいことや楽しいことが見えなくなるくらい、大変に感じてしまう「人様に迷惑をかけないように」が少なくなる世の中になると良いなと思います。

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