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組織設計事務所で働くメリット

私は新卒で組織設計事務所に入社してから10年以上勤めています。
働いてみて思う、組織設計事務所だからこそのメリットについて書いてみます。

組織設計事務所で働くメリット3選はこちら

  1. それぞれの分野のプロがいる

  2. 図面のストックが多い

  3. 規模の大きな仕事ができる

1.それぞれの分野のプロがいる

新人から勤続50年超えのおじいちゃんまで、年齢の幅が大きい。
当然ながら年長者から学ぶことは多く、悩んでいる時に相談すると大体解決する。
逆に若者からは最近のソフトの使い方なんかを教えてもらったり。
専門分野以外のプロに助けてもらうことも。
私の専門は意匠設計ですが、構造、設備、ランドスケープ、都市計画、等々、様々な分野のプロがすぐ近くにいて、同じ事務所の仲間なので割とフラットに意見を出し合える所が組織設計事務所の良いところ。

2.図面のストックが多い

自分的最大のメリットは実はこれ。
建築というのは守秘義務が結構厳しくて、用途によっては計画内容が外部に出ることをNGとする案件も多い。
更に、建築雑誌や本から図面を見ることはできても、詳細図まで全てを見ることは難しい。
しかし同じ社内であれば見放題。ついでに担当者にヒアリングできたりもする。
組織設計事務所の美しいディテールは、まさに知の積み重ね・・・

3.規模の大きな仕事ができる

組織だからこそできる、大きな仕事。
超高層とか再開発とか、大変ではあるものの、出来るとその街がガラッと変わる、そんな仕事が出来るのは組織ならでは。
まさにロマンです。

ゼネコン設計部との違いは、施工部の方がいないこと。
工事段階に入ってからは、設計事務所として現場に入るため、とにかく予算内で良いものを造るにはどうするか?に注力できる。
逆にゼネコン設計部の施工の方が近くにいるメリットもありそうですけどね。

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