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僕の好きなクリエータ-002-エリオット・アーウィット

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002-エリオットアーウイット サンタモニカ

エリオット・アーウィット(Elliott Erwitt、1928年7月26日 – )はフランス生まれの写真家。マグナム・フォトのメンバー    Wikipediaより


次はこの写真を紹介しようとおもう。同じくエリオットアーウイット

おそらく誰もが一度は見たことのある1枚。アーウイットの中では僕の一番好きな作品でもある。
海辺の車の中でバックミラーに映る男女の写真 この写真まるで映画のワンシーンのよう。
アーウットは本当にこの写真を偶然とらえたんだろうか?それとも自らモデルを雇い、ロケーションを作って写真を撮らせてもらったんでしょうか?僕は前者 偶然とらえたと思いたい。そうでなかればこの写真の意味が薄れてしまう。
けど、偶然にこの瞬間を撮ったたとしたらアーウイットは何と言う幸運な人なんでしょう。

どうしてって、この女性の顔を見てください 天使の様な微笑みをしている。僕自身の人生でもこんなかわいい人をこんな風に天使のように微笑ませた事が1度でもあっただろうか?
車の中で、男は何を語らっているんだろう。結婚のプロポーズだろうか?ジョークを言ってるんだろうか?
何かとっておきのプレゼントでもしたのだろうか?
女性の幸せそうな笑顔をみていると本当にこのまま愛は永遠に続くと思えるような、何とも言えない気分になる。
こういう写真をアーウイットは車の外から、バックミラーにピントを合わせて、そっとシャッターを切っています。1/125のシャッタースピードで。
まるで事前に女性が、こんな風に天使の微笑みをする事を知っているかのように待ち構えてシャッターを切っている。

こんな偶然ってあるんでしょうか?
でもこの女性の笑顔。演技とは思えないくらい しみいる様な幸福感を表していると思いませんか?
だから演技であって欲しく無い。

アーウイットがロケーションを設定して撮る写真家だったのか?自然に偶然をとらえた作品が美しいと考えた写真家だったのか?僕は知りません。

けれど、おそらく偶然なんでしょう。演技であったとしたらこんなにも自然に人が幸福感を表せられるものなのでしょうか?

それにしても、偶然の瞬間としたら アーウイットにカメラの神が乗り移ったとしか思えない。一見何気ない写真ですが。これを偶然撮るのは奇跡です。そう思いませんか?

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