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知らぬ間にプレッシャーになっていた

引っ越してから行けてなかった図書館に行った
図書館という空間自体が好きだ
昔読んだ小説を見つけて懐かしみながら読みたい本を物色し、
知念実希人さんのムゲンのiを借りた

家に帰ってから2週間、仕事の休憩時間や夕食後
隙間時間にちまちま読み進めた
久しぶりに読書を優先していた
前職では、職場で本を読もうなんて余裕すらなかった
そんな自分が、職場で回りも気にせず読書を楽しめている

なぜこんなに楽しめたのか考えた
自己啓発本のプレッシャーに押しつぶされていたのだ

転職前は自分を高めようと思うあまり
書き出す系の自己啓発本を読み漁っていた
読んでいるときは楽しめていたと思う
参考にもしていたし、少しずつ実践できないかとも考えていた

読んだことを自分の中に馴染ませていかなければいけない
というプレッシャーを知らず知らずにかけていたのだ

転職により環境が変わったことで
精神的な安定をとし戻しつつはあったのだが
自己啓発系の本にはまだ苦痛を感じていた

この小説を読んで
純粋に小説や読書を楽しめるようになろう
自分の中に知識を押し込めるのではなくゆっくり咀嚼しよう
と思えた小説だった

またゆっくり、たくさんの本を楽しんでいきたい

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