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サンフランシスコ留学5・6日目

この記事について

この記事は僕のサンフランシスコ留学について書いているものです。詳細は前回の記事を参照してください。
あと、前回の記事はフォーマルに書くためにですます調でそろえたせいで、逆に味気なくなった気がするので、もう少し試行錯誤してみます。うまい文章書くのって難しい…


Day5

語学学校

昨日は自分の考えをうまく話せなかったので、今日はちゃんと日本語で整理してから行きました。結果から言うと一応言いたいことは伝わり、「AIのことはよく知らないけど、うまく行きそうだね」みたいな感じで返してくれました。
スタンフォードではもっと活発に意見交換できると思いますし、今日の説明も考えながら話すのが難しくて、かなり文法的に崩れていたので、ホームステイの間に英語で説明する練習していきたいと思います。
ちなみに、今日もコロンビア出身の方が中にチーズの入った現地料理を振る舞ってくれました。結局初日以外毎日なんか食べ物配ってたw

無人タクシー

昼食後に公園に向かっていると、無人タクシーを発見!2日目も見ていた気がするのですが、その時は存在を知らず、こちらで調べて車体の特徴を知っていたので気づけました(遠巻きからですが写真も撮ったので、後ほど上げます)。ちゃんと運転席には人がおらず、無人で運転しているのを見て少し感激しました!

ライダーセンサーが付いた無人タクシーCruise

電気自動車の充電スタンドを見に

前回の記事で触れた充電スタンドの集まる場所へ行ってみると、何やらフェンスで囲まれていて、中に住宅のような場所が広がっていました。しかも入口に「Supported by United States Army」と書かれていて、ビビりました。
しかし、その辺に立っていた案内板を読んだところ、どうも第二次世界大戦の時に軍が持っていて、サンフランシスコ大地震の時にキャンプ地として使われたみたいな事が書いてあり、他にも人がいたので入れそうなとこから入ってみました。
しかし、想像していたみたいな広い充電スタンド言うわけでもわずかに2本があるだけでした。結局何だったのだろう…?

サンフランシスコでも充電スタンドはたくさんあるわけじゃなかった

その後

充電スタンドが期待はずれだったので、そのまま海岸沿いを歩いて近くにあるケーブルカーの起点に行き、写真を撮ってきました。流石にケーブルカー発祥の地に来てケーブルカーを見ないのはもったいないので見れて良かったです。
さらにTwin Peaksも滞在先に近いので見るつもりでしたが、Market St.まで来たところで道順がわからなくなり詰みましたw改めてMarket St.周辺は街の雰囲気があまりよろしくなく、長いこと留まるのもまずいので家に帰りました。
家に帰ると、同居人の方(ホストファミリーではない)から急にたくさんのお菓子だとかのど飴をもらいましたwそれまでも心配してよく声をかけてくれていたのですが、流石に急にオートミールの袋を渡されるとは思わなかったです。日本への持ち込みも問題なさそうなので、お土産が増えたと思ってありがたくいただきます。

Day6

探求活動

午後にはアメリカの研究所で神経科学の研究をされている高校のOBにアポを取っていたので、Zoomで取材を行いました。午前中はそれに向けての準備で、久しぶりにゆったりとできました。
あと、ホストファミリーの人が外出するみたいで昼食は好きに食べてと言われましたが、同居人の方がランチを買ってきてくれました。どうも他の留学生にもランチを出していなかったらしく、代わりに買ってきてくれたようです(優しすぎてめっちゃ嬉しかった)。

正直、今年の2月ぐらいからトビタテの準備と学校の音楽祭とで忙しく、久しく機械学習の勉強ができていなかったので、一日中機械学習のことを考えていられるのは充実した時間でした。今日勉強したことは別のnoteなどで記事にすると思います。

取材

取材では事前に用意しておいた質問について聞いていきました。全体的に非常に新鮮なお話を伺うことができました。特に、脳科学をAIとしてモデル化する時に、脳の各部位がそれぞれ違う役割を担っていると考えるのは古典的な考え方で、最近では同時に1000個単位の神経活動を観測できるようになったことで様々な領域が様々な役割を担っているという考え方だというのは印象的でした。
一方で、今でも一つ一つの軸索やニューロン単位で活動を確認することは難しく、断片的な学習アルゴリズムは分かっても、全ての活動を観測して、学習の様子を観測することは難しいとのことでした。
この考え方に基づくと、脳科学の知見をAGI開発に役立てるには、脳の仕組みのうち、そのアルゴリズム部分のみをモデル化して、あくまで別のものとしてAGIを作っていく必要があります。なので、いままで通り神経科学にも興味を持ちつつ、脳のコピーではなくモデルとしてAGIを作れるよう探求を進めていこうと思います。

あと、午前中にDFA(Direct Feedback Alignment)という出力のみを逆伝播して学習を行うアルゴリズムを見つけて調べていたんですけど、これに似た仕組みが脳にもあることが分かったらしく、ちょうど近いうちに論文で発表する予定だとおっしゃっていました(タイムリーすぎる)。
なので、やはり神経科学を直接学ばなくても、どのようなアルゴリズムが脳において自然かを考える(つまり理論神経科学)ことでも、脳の仕組みへ近づいていくことは可能なんじゃないかとも感じました。

明日以降の予定

明日は午前中はカルフォルニア科学アカデミーへ行き、午後は経験として近くの教会に行く予定です。日曜日からはついに今週のサマーキャンプに参加する方たちと合流します。今日の取材も十分貴重な体験でしたが、留学はここからが本番です!

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