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なにかを見失ってないか?

久々にうちのちびたちのパピーのときの写真を見ました。
何だかんだとうちのちびたちも8才と6才半になりました。

あまりにちびすぎて長生きできないなど飼い主にとっては傷つくようなコメントがあったり…
だからかもしれませんが長生きできないかもしれないなら生きている間は精一杯のサポートをしよう。

辛い時間はなるべく少なくしようと考えるようになりました。

前置きが長くなりましたが…
ドッグライフコンサルタントの佐藤です。

あえて言うぞ。

犬の世界…だけではないかもしれないけど…
論点が違うんじゃない?ということが多い気がします。

保護犬問題もそうですし、生体販売問題もそうです。

うちのちびたちはペットショップから迎えました。
トレーナーの癖に保護犬じゃないのかよって思いますか?
最近の保護犬ブームも何となく違和感を感じます。
悪いとかではなくて…
保護犬を迎えないことを悪とするような風潮が最近強い気がするんです。
保護犬が選択肢として一番先に上がるのはとてもよいことだと思っています。

ペットショップから迎えることが悪のようなね…
でも、論点はそこではないはずです。

なぜ、保護犬がこんなにいるのか?
なぜ、ペットショップの生体販売はダメなのか?
ちゃんと説明できますか?
なにを正していかなきゃいけないのか?
そこを明確にせずにあれもダメこれもダメではなかなか良くなっていかないと思うんですよね。

保護犬にも野犬の子、飼い主から遺棄された子、飼い主が他界した子、背景は様々だと思うんです。
もともと人間に飼われたことのあるわんこたちはトレーニングしやすいと思うのですが…
野犬はどうでしょう…

アルシャー京子さんが以前書いていた記事を読んで思ったのですけど…
野犬は野良猫ちゃんのように餌付けして去勢避妊手術して…狂犬病のワクチンを打って出来るなら元の場所に戻して個体数を減らしていく方がいいのではないだろうか…と思うんです。

トレーナー不足やスキル不足で対応できないのに保護して飼い主を探すってコスト的にも無理がある気がして…
狂犬病のワクチンも毎年接種が望ましいのでしょうけど…
野犬はたぶん野良猫と同じように生きられる時間が家庭犬より短いと思います。

人に危害を加えないように餌やりはしつつ…
そういう風にできないかなぁって考えてみた。

そして、野犬以外のわんこたち…
原因は私達人間ですよね。
それならば、人間教育をした上で譲渡や販売をする。
遺棄にたいしてはきちんと罰則を設ける。抑止ですね。

飼い主が他界した、虐待やネグレクトが確認できたなど、仕方ない場合に保護施設が機能する。
なんでもかんでも請け負っていれば破綻するのは目に見えている。

それでも、保護を強要する…している状況のなかで体よくバッシングする。
保護活動している人…一部だと思いますが…は自分の方法だけが正しいと思い込んでそれ以外を排除しているようにしか見えない。
そういう人の方が声が大きくてそのような印象を持たれてしまうのが残念。

こんなに保護される犬が多いのに潰しあってどうするのかなぁと疑問に思う。

こんなこと書くと絶対、荒れるし荒らされるのだけど…
すごく疑問に思うの。
なにをどうしたいのか?と…
犬たちに幸せを…と言いつつ根本的な対策はせず目の前のものにばかり。
なかには欲に目が眩んでいる人もいるのでは?と勘ぐりたくなる。

保護犬を飼わないあなたはおかしいと言いつつ自分はブリーダーから犬を迎える。
トレーナーを職業にするのは変とかいいながら自分は働かなくても生活できる位置にいる。
または、お金をとってセミナーとかやってたりする。

職業とするのは別に悪くないと思う。
ただ、金儲けに走るとろくなことにならないし大切なことを見失う。
そこは忘れてはならないところだと肝に命じている。

だから…
飼い主さんへの啓蒙を私ができる範囲になってしまうけど…
頑張っていこうと改めて思うのでした。

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