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古典的条件づけの重要性

オペラント条件づけはよく聞くと思いますが、古典的条件づけは知ってますか?
レスポンデント条件づけとも言いますが…

きちんと理解している人はどの程度いるのだろう?
と思います。
私も油断するとあれれ?と思うこともしばしばですが…😅

ドッグライフコンサルタントの佐藤です。

犬の世界ではオペラント条件づけが多い

行動修正において、多くの人はオペラント条件づけのトレーニングをメインに頑張ります。
間違いではないですけど…
根本的な解決にはなっていないんですよね。

オペラント条件づけは、犬が自発的なできる行動を繰り返すように条件づけることですが、不適切な行動には犬にとっての報酬を与えず、その行動を繰り返さないようにし、適切な行動には犬にとっての報酬を与えてその行動を繰り返すようにするって条件づけで、科学的なエビデンスもあるものです。

しかし、ワンコの不適切な行動の多くは反射的に出たものが常習化してしまった結果が多いです。
反射的な行動なのでワンコは意識してこの行動をしようと思っているわけではないということです。

常習化しているので、状況などと関連付けがされて予測行動として出ているものもあると思います。
そのような行動にオペラント条件づけのトレーニングをしてもなかなか改善は出来ないと思っています。

私自身も含め、プロや行動治療に携わる人は古典的条件づけ、レスポンデント行動について知識を深める必要があると思ってます。

古典的条件づけとは

ある刺激に対して反射的に出る行動や反応をレスポンデント行動と言いますが、それを連想させる関連付けをレスポンデント条件づけとか古典的条件づけと言っています。

例えば、レモンを食べたことがある人はレモンを連想すると唾液がじゅわっと出てきますよね。
この唾液の分泌がレスポンデント行動(反応)で、レモンを食べた経験が条件づけとなり反応が現れているということです。

なかなか難しいですけど…
日常の暮らしのなかにたくさんあることなんですよね。

犬と暮らす上でこの古典的条件づけはとても重要だと思っているので皆さんに知っておいてほしいなぁと思っています。
案外、学術的な事は知らなくても自然にできている人も多いですよね。

ここら辺が学びが中途半端だと頭でっかちで大切なことがわかっていないと言われがちなのかなぁと感じています。
学ぶことが悪いのではなく基礎を飛ばしてしまうからおかしな事になると思っています。

どんなことにおいても基礎は大切なので疎かにして欲しくないなぁ感じています。
古典的条件づけは取り組みのベースとなるものです。

古典的条件づけの取り組みについては既に何度も書いてますが…
次回また詳しく書きたいと思います🎵

告知

何度もしつこくてすみません。
12/16 10:00~ 小金井公園
で、散トレやります。

ご参加いただけたら泣いて喜びます☺️
是非、ご参加ください🎵

参加申し込みは、
smile2happiness@gmail.com
まで、よろしくお願いします。

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