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私のLean In Story〜第五弾:Yuki編〜

“Lean In”とは、「一歩踏み出すこと・挑戦すること」を意味する言葉。

私たちはこの言葉、そして同題名の本、そこから始まったムーブメントにそれぞれ想いを持ってLean In Tokyoで活動しております。
メンバーの連載を通じて、一人一人の経験や想いが、もし誰かの共感を呼んだり、誰かの背中を押すきっかけとなることが出来れば幸いです!


第五弾:Yuki(Finance Lead) 

失敗を恐れずバッターボックスに立とう

私がこれまでの人生で特に「一歩踏み出した(Lean Inした)」エピソード

Lean In Tokyoの運営メンバーになってから、あらゆるイベントで「リーダーになる機会が訪れたら恐れず挑戦してみよう!」というメッセージを発信してきました。

3年前、Lean In Tokyoの代表を打診されたときの私は、まさにそのメッセージの対象者だったのですが、言われた瞬間は「どうして私なんだろう」と困惑していました。

20名ほどの運営メンバーをまとめ、活動を継続する責任の重さ。そして、過去代表のリーダーシップと比べて、私で代表が務まるのか、メンバーはどう思うだろうか...。とにかく不安で自信がありませんでした。どうやって断ろうかと考えていた私は、とあるゲストの言葉を思い出してハッとしたのです。

「女性はチャンスを与えられても、できるか不安だからと断ってしまう。一方で男性はとりあえず引き受けます。女性のみなさん、まずはバッターボックスに立ちましょう。バッターボックスに立たなければヒットは絶対に打てません。」

その言葉を聞いた当時は正直なところピンときていなかったのですが、いざ自分が責任のあるポジションを打診されると、不安で断りたくなる気持ちが痛いほど理解できて、だからこそ思い切ってやってみよう、とその場で代表を引き継ぐことに決めました。

代表として活動した2年間は、会社では味わったことのない貴重な経験の連続で、あのとき断らなくて本当に良かったと思っています。もちろん課題にぶつかったり、意思決定に悩むこともありましたが、リーダーはこうあらねば、という考えにとらわれず、自分らしいリーダー像を作っていけばいい、という自信にもつながりました。

Lean In Tokyoの代表は昨年の出産を機にWakabaさんへ引き継ぎ、今後は育児を通して感じる課題感をLean In Tokyoの活動に反映させていきます!

私がLean In Tokyoに参画した理由

イベント会場の熱気、集まった女性たちのエネルギーに感動したのがきっかけです。イベント中のグループディスカッションでは、初対面なのに不思議とすぐ打ち解けて、時間内に話が終わらないくらい盛り上がりました。みんな描いているキャリアがあり、悩みながらも前に進みたいと思っている。互いの話に共感することでさらにエネルギーがわいてくる。なんて素敵な場所なんだろう、と感動してしまいました。
参加した当時の私は、会社のダイバーシティ推進担当に配属となったものの、「社員からは女性活躍推進なんて求められていないのでは...」とやる気を失いかけていた頃。イベントに参加して、世の中にはキャリアへの熱意を持った女性がたくさんいる!と、一気にモチベーションが上がりました。こんなに素敵な場を作っている運営メンバーが私と同世代であることにも驚き、会社の中だけではなく社会全体の女性活躍を支援したい、と勢いで運営メンバーに応募しました。当時はまさか自分が後に代表になるとは思いもしませんでしたが(笑)

今後の意気込み

育休から復職してちょうど半年が経ちました。思い返せば、私が子どもを持つことを決断したきっかけは、上司からの「育休は単なる休みではなくキャリアの一部だし、育児はあなたの今後のキャリアにとって絶対にプラスになるよ」という言葉に背中を押されたことでした。言葉って、意外と人の選択、人生を変えるなあ...と思ってしまいます。実際に復職してみて、もちろん大変なこともありますが、働くことを自分で選択している感覚があり、充実しています。
子どもの成長を見ていると、産まれてから毎日少しずつ新しいことにチャレンジしていて、時々危なっかしいけれど、気づけばいろんなことができるようになっているんです。そんな我が子の成長に励まされながら、小さなチャレンジ(Lean In)の積み重ねが大きな成長につながると信じて、失敗を恐れずバッターボックスに立ち続けます!

引き続き、メンバーのLean In Storyを連載していきます!ぜひ今後の記事にもご注目ください✨


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