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大阪〜神戸で活動して25年目に突入!パーソナルトレーナーのたかつです
スポーツトレーナー学院で校長をしたり、パーソナルトレーナーの寺子屋というオンラインサロンを運営しています。
こちらのブログはフィットネスの世界で働く方、働きたい方、NESTA等パーソナルトレーナー資格をお持ちでスキルアップ、キャリアアップを考えている方向けに書いてます

世の中にある読書術

2024年に入ってすぐ、「パーソナルトレーナーのためのみんなの本棚」というインスタグラムのアカウントを作成しました。これまでに30投稿のべ50冊の本を紹介しています。
本から学べることはたくさんあり、費用対効果も高いと言われる読書ですが、現代では動画で学べる機会も増えましたし、デジタル化で色々と時間を取られている人も少なくないでしょう。
24時間という限られた時間の中で、本を読む時間を確保するというのはなかなか大変なことでもあります。
本は確かに数千円でかなりの情報量になりますので大変リーズナブルなのですが読書時間と費用を考えた場合果たしてそうなるでしょうか?
例えばその本を1冊読むのに3時間かかったとします。その3時間で自分が働いていたらいくら稼げるだろうか?と考えると私の場合でおよそ30000円。
1冊3000円の本を3時間かけて読んだら、33000円の費用がかかっているとも言えます。
となると、この費やした3時間でそれ以上のリターンを得ることが「読書を仕事に生かす」上では大切です。※あくまでビジネスとしてです

つまり、せっかく本を読むのならしっかりと学びに変えて、お金に変えるつもりで取り組んだ方がいいよね、ということでさまざまな読書術が提唱されているわけです。
・早く読めるようになる速読系
・内容を理解し整理する系
・多読のすすめ
・精読のすすめ
・アウトプットありきの読書

世の中見渡すと色々ありすぎて結局活かせないって状態になりませんか?!

読書をお金(資産)に変えられるかどうかは読む前に決まっている?

読書をすること自体は手段でしかありません。読む前に「目的」がはっきりしている方が当然、より良い読書になります。
なんのために本を読むのかが明確であればあるほどよりその本に対する理解度が増すはずです。
そのために必要なことは、「アウトプットありき」。アウトプットできる場が既にある状態にしておきましょう。
パーソナルトレーナーのみなさんでしたら、「指導する対象者がいる」状態ということですね。
そして、実際に、指導したことがある方がより望ましいです。一度指導したことで、うまくいかなかったことや必要とする知識、欲しい情報が見えてくるからです。
アウトプットしたことで必要なものがわかっているから、「どんな本を読んだらいいか」「どのような情報を入れたら良いか」がわかっていますので、読むべき本とその読み方がわかっている状態です。

読みたいことがわかっているので自然と読む速度も早くなります。速読術というのは半分は、どんな情報が欲しいかが明確になっていることがポイントですので既にそこがクリアになっている状態で読めば自ずと早くなります。

多読と精読、どちらが良いのか?

目的を明確にして本を選んでいくと、手当たり次第にたくさん読むことはなくなりますので自然と選択が洗練されていきます。
読むペースが早くなればたくさんの本を読むこともできるようになりますので、たくさん読むことが目的というよりは本選びと欲しい情報の絞り込みがポイントとなるでしょう。
一方、精読というのは、難解な本をじっくり読んでいくことになります。究極の読書はこれに尽きるのではないかと思いますが、仕事で使うといったすぐに欲しい情報を手に入れるのには向かないことになります。
本を選ぶ際は、短期で成果を得る目的とじっくり成長するための長期戦略で行く場合の2つを使い分けると良いでしょう。
仕事ですぐに使える系のものと、何度も何度も読み返して自分自身を成長させ深みのあるものにする長期成長系をうまく使い分けて読んでいきましょう。

読んだ本は自分なりにまとめてアウトプットしておこう

仕事に生かすために読む本は、活用して初めて意味が生まれます。
パーソナルトレーニングの指導に活かせお客様に喜んでもらえた、という体験の積み重ねです。さらに、再現性を高めて行くために、読んだ本を自分なりにまとめて、今後も繰り返し活用できるよう再現性を高めるために資産にしておくと良いでしょう。
人間の記憶というものは時間が立つとともにどんどん薄れていきます。使えば使うほど定着しますし、ノートにまとめるスマホに重要なところをメモするなどでも構いませんので形に残しておくことでどんどん定着していきます。

フィードバックを受けて完成する

アウトプットの場を設ける→実際にアウトプットする→疑問が生まれる→必要な情報や本を探す→インプットする→アウトプットする
読書を仕事に生かす流れの全体像です。
最後にアウトプットしたことがどうだったのかを客観的に評価してもらいフィードバックを受けると完成です。
トレーニング指導であれば、お客様の反応そのものがフィードバックになりますし、勉強会などでは講師の先生にフィードバックを受けるということも可能でしょう。

https://www.instagram.com/terakoya_2020/

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パーソナルトレーナーの寺子屋でも、勉強会の動画などのストックはあり自己学習をいくらでもやっていただくことができます。それに加えて、個別面談という形式で私が参加者にフィードバックを行うことができる仕組みをご用意しています。
学習環境は様々なところで用意されていると思いますが、1on1で相談できる環境というのはまだまだ少ないと思いますのでぜひ、ご活用いただければと思います。


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