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DX化始動にむけて・・・!

業務改善を目指しデジタルの勉強を始めて早2ヶ月が経とうとしています。

この2ヶ月間は基本的なプロトタイプの作成と、業務に関わる問題点の洗い出しを行ってきました。

前回、上司や同僚と話し合って職場の問題点と欲しいツールを考えましたが今回は頼れる副店長に、わたしの頭の中の整理も兼ねて改めてスパーリングの形で話合いをし、整理しました😊
( 副店長いつもありがとうございます )

スパーリングとは、意見を交わしたり、議論を重ねたり、特に、アイデアや戦略を磨くための建設的な議論やディスカッションを指すことが多いです。上司や同僚との「スパーリング」は、様々な視点を取り入れて、問題点や改善点をより深く理解し、より良い解決策を見つけるための重要なプロセスです。

アイディアのまとめ方についてこちらのサイトが分かりやすかったのでご紹介いたします。


⬆️前回の記事はこちら⬆️


▷問題点とそのために何が欲しいのか

店の困りごとは…

前回は何に困っているか?どんなツールが欲しいか?の聞き込み調査でした。
副店長と話をするときに今回は「その問題点は誰が困るのか?ゆくゆくは誰のためになるのか?」とう点も考えました。
この中でも副店長とスパーリングしてあったら助かるものを3つ絞り込みました。


1️⃣商品の選び方を教えてくれる・アドバイスをしてくれるアプリ

スーパーマーケットは縦割り組織で、自部門のことに関して専門性が高いことが特徴ですがその反面、他部門のこととなるとめっぽう弱くなってしまう側面もあります。

「この魚どれがおいしいの?」「贈り物用のワインどれにしたら良い?」
と聞かれてもその担当でなければ答えに窮してしまいます。
そんな時に目利きの達人的に教えてくれると助かります。

担当者不在時や夜間など、いつでもだれでも使用することができ、お客さまへのサービスの一助となるのではないでしょうか?

▷作成に使用するソフト

このアプリを作るにはGlideやAdaloが有用そうです。
Glideはスプレッドシートを使ってアプリを簡単に作れるため、初めての人でも取り組みやすい点が魅力です。
いまだ触った事のないツールであるため使いこなせるのか不安もありますが、使ったことが無いからこそ挑戦したいです。


2️⃣シフトの自動作成

毎月の悩みの種…

前回職場で聞き込み調査をしたところ、シフト作りの自動化はほとんどのチーフが望んでいることでした。
毎月のシフト作成に取られる時間は3時間。
12か月では36時間にもなります。
シフトを自動作成できれば業務の短縮ができます。

▷作成に使用するソフト

作成方法はVBAマクロを利用しExcelで作成する方法やPythonを使用し自動化できそうです。

また、一緒にデジタルの勉強をしている仲間からClaude3.5Sonnetでのシフト作成も可能であると教えてもらいました😊
そんなシフト作成の自動化に情熱をかけている彼の記事も読んでいただきたいです。とても勉強になりました。

シフト作成の自動化の問題点としては従業員の希望休日や能力の考慮など、バランスの取れた割り当てが反映されるかは疑問が残るという点です。
自動化するにはある程度の人員がいることが前提になるのでは?と思っています。
また、シフトは一度作ったら終わりではなく、月内で変更も生じますので簡単に修正もできるインターフェースにする必要もあります。


3️⃣発注支援をしてくれるツール

当店は若年時のチーフが非常に多い店舗です。
あたりまえですが経験値が足りないため発注精度は低めです。
そのためピークタイムに品揃えをしていなければならない商品の欠落(発注数が少ない) や反対に過剰在庫(発注数が多すぎる)が発生することもあります。

本来であれば、若年時のチーフを支える仕組みや上長による手助け・指導があれば良いのですが、それも無く怒られながら何とか自分の力で頑張っている若手社員はとても偉いと思います。

痛恨の発注ミス・・・!こんなにいらなかった・・・😭

わたしの担当であるグロサリー部では、さまざまな商品を取り扱っており、それらを一つ一つカテゴリに分けて「部門」と呼んでいます。
( 菓子部門、調味料部門、米部門、飲料部門など )
この「部門」を学校だとすると、その下に「カテゴリー」と呼ばれる商品の« クラス »があり、さらに細分化すると「サブカテゴリー」と呼ばれる« 班 »があります。そして、その下にようやく«個人»とも言える「単品(商品)」が位置しています。

( これはグロサリー部だけでなく水産部や畜産部などでも同じ考えです )

何が売れてないか左から右に落とし込む

考えてる発注支援ツールは、単品( 商品 )の発注数を決めるツールではなく、売り負けている箇所を教えてくれるツールです。

昨年売上金額実績をもとに、今年は何が売り負けているか?
部門⇒カテゴリー⇒サブカテゴリー⇒単品( 商品 )で自動で落とし込んでいき、売らなければならないカテゴリー・単品を、すぐに拾うことができれば若いチーフ達の手助けができると考えます。

実はこれに近しいツールはすでにあるのですが、ドリルダウンに時間がかかるというデメリット&パソコンの台数が少なく、ゆっくり机に座る暇もないほど忙しい毎日で販売実績の分析もままなりません。

売らないといけない商品が分かるということは、逆に、力を入れる必要がないカテゴリーや商品も分かるということです。
力を入れなくてよいカテゴリーは発注を少なくすることで、余計な在庫を持つ必要がなくなります。
適正な発注により、適正な在庫金額を維持することで、荒利額の確保も可能となります。

▷作成に使用するソフト

このツールを作成するためには、データ分析とプログラミングのスキルが必要です。Pythonを使用すれば作成できるかもしれません。
課題としては販売実績を会社のデータのどこから収得するか?という点です。


▷まとめ

何のツールを作成するにはどれが一番適しているか?など調べることはたくさんありますが、業務課題の解決のため・自分自身のレベルアップのため形にしていきたいと思います!


今回も最後までお読みいただきありがとうございます😊


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