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無謀な夢に挑戦した結果

私は中学の時からずっと目指していた夢がありました。それは小学校の教員になることです

キッカケは小学校4年生の時の成功体験です
ずっと見守ってくれて時には励ましてくれた先生のおかげで努力を続けることができた上での成功体験で
努力の大切さを学ぶと共に、努力できることが自分の強みになり
成功体験を活かしてできない子のサポートがしたい
と思い小学校の教員を目指しました

ですが私は勉強ができなかったため
親からは本気にされなくて
友達の母からは「○○ちゃん、英語と数学できないから無理じゃない?」
と言われていたそうです(母から聞いた)

確かに教員になりたいと思った中1の当時は
テストで追試常連、定期テストでの最低点13点
ちゃんと勉強しようという意欲ゼロでした

それでも中学で出会った先生のおかげで
最低点をたたき出した英語の克服と共に
勉強の意欲が高まり追試常連からも抜け出し
高校では推薦を取るためにあえて下の学校に行き
本当に一所懸命、勉強をして最高で4位を取りました

ですが高校自体が低いため学力的に厳しいのと
人見知りで人前で話すことやリーダー的な立ち位置も苦手で
教員になりたいけど向いていないのと
教員になっている未来がどうしても見えなくて
何度か教員という夢を諦めようと思いました

しかしその度に成功体験を思い出して
教員に向いていない自分だからこそ教員になる意味があるんじゃないか。
向いてないと分かっているなら向くように努力をしよう。
と踏ん張り
教員になる前に辛い思いをしておこうということで
あえて実践の多い学力高めの大学を目指して
AOで落ちたものの一般推薦でなんとか合格し
とある大学の教育学部へ進学しました

大学に入ってからも先輩に
「もともとできない人はやってもできない」
と言われたり
「教員向いてないじゃんww」
って友達にいじられたりして
何度も心が折れましたがその度に立ち上がり
人前で話すことに慣れるようにサークルに入って場数を増やすだけでなく
模擬授業の時は友達に生徒役を頼んで練習してアドバイスをもらったり
ボランティアに参加して子どもと関わる機会を増やしたりしました

また、教育実習に行くために必要となるテストでは90点以上取る必要があり過去一勉強をして7分の2しか受からなかった中で合格することもできました


しかし、その後に行った教育実習で担当教員と合わなかったのと
教育実習生という現状に心が追い付かなかったのとで上手くできなくて、やり遂げたものの教育実習の単位だけが取れず、結果的に教員免許を取得することはできませんでした。

ここまで本気で頑張ってきたことが一瞬にして崩れたのと、何度も立ちあがってきたからこそ簡単に受け入れることができなくて自暴自棄になって
もうこのまま人生を終わらせてもいいかな
と思うくらいどん底を経験しました



そんなこんなで周囲から無理だと言われつつも
自分を信じて追いかけた夢を叶えることができず
手元には多額の奨学金だけが残る形になりましたが
諦めずに夢を追いかけたことによって興味のある分野を学べたことや、そこで出会った仲間にも巡り合えたこと、そして大きな挫折も味わったことは
これからの人生においてとても大きな財産になると思っているし、今の道を選んだ大きなきっかけにもなっています

今もまだまだ挑戦の途中ですが
数年後にまた「挑戦して良かった」と言えるように
これからも頑張っていきたいです

最後まで読んでいただきありがとうございました

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