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【サッカーW杯】グループリーグ敗退のドイツ

今大会私が優勝候補に挙げていたドイツは、1勝1分1敗の勝ち点4、得点6、失点5、得失点+1とグループリーグ3位で敗退。

ドイツ代表の敗因

今大会の結果から、多くのサッカー関係者から様々な意見が寄せられている。

•ドイツのメンバーからさほど情熱を感じられなかった
•最終ラインメンバーのパフォーマンスの低さ
•フリック監督のメンバー起用方法

•選手が政治的な行動により、大会に集中していなかった
•出場国唯一ドーハから100キロ以上離れている場所のベースキャンプを選んだ

後半の2つ、つまりピッチ外で起きていることに関しては、目に見える部分ではないので何とも言い難い。
カタールの人権問題に対する意思表示を目的に、「OneLove」の腕章をゲームキャプテンが着用することを国際サッカー連盟(FIFA)は制裁を科すと警告し、運動に参加していた7チームはキャプテンマークの着用を断念。

それに対して、唯一ドイツ代表だけが抗議的な行動にでる。その話し合いがチームの雰囲気をあまりよくさせなかった。

想定できたこと、できなかったこと

今季のバイエルンを見ていれば、ボールは保持できるが、カウンターでの失点はある程度想定できた。
であれば、ボールを失ったときのトランジションの速さと非保持になったときに、ゲーゲンプレスで奪いにいくorしっかりとブロックを作って守ることへの整備が必要だったのではないのか。

想定外のことは、やはり怪我人。FWで言えばエース格のヴェルナー、ヌメチャが負傷により落選。また、中盤でゲームコントロールと得点感覚に優れた33歳マルコ•ロイスの戦線を離脱は痛かった。

さらに、今大会でいえば初戦の日本代表戦を落としたこと。下馬評では勝つことが当たり前だったが、最低引き分けで終えていればグループリーグは突破できた。

サッカーは何が起こるか分からない

今回のW杯を見た会社の同僚は、「バレーボールなどのネット型はあまり奇跡は起きない。正直ジャイアントキリングなんてものは起きやしない。でも、サッカーは何が起こるか分からないと思った。
ちなみに、彼は中学校バレー部顧問で、初心者集団でも県優勝に導いてしまう方。

本当にその通りで、日本代表がドイツに勝つことはもちろん、次戦でコスタリカに負け、グループリーグ最終節でスペインに勝つなど、どれだけの人がこの結果を予想できたか。

だから、サッカーは面白いのだと思うと改めて思った。

EURO2024ドイツ大会に向けて

代表メンバーでの活動期間は限られている。チームが一つになることはもちろん。何が起きるか分からないことも想定した入念な準備が必要。具体的な策はあまり思い浮かばないが、今大会の失敗から選手、スタッフ含めてEUROでは結果を残してほしい。

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