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ブンデスリーガ#5 レヴァークーゼンvsフライブルク

ブンデスリーガ第34節 レヴァークーゼンvsフライブルク


スタメンから

レヴァークーゼン

1-4-4-2の布陣。非保持は、1-4-1-3-2の形で前線からアグレッシブにプレスをかける。

ボール保持

1-3-3-3-1の形でボールを握る。2CBの左側にバウムガルトリンガーが落ちてボールを展開するシーンが見られた。

相手の2トップに対して、プラス1の3枚で最終ラインをブレイクしているように思える。また、右サイドはパウリーニョが内側に取り数的優位を生み出す。左サイドは、縦に仕掛けるディアビとバランスの取れた攻撃だったなと。

ただ、下の図のように、左にバウムガルトリンガーが落ちると、ディアビはグラーベンと縦関係になってしまうため、あまり効果をなさない。

それから、右サイドは数的不利&2CBとの距離が長いため、パスを出しにくい。


そこで、20分にディアビとパウリーニョのポジションをチェンジする。
すると、左では常に数的優位、右は一対一の状況を生み出しチームとしての強みを生かしていた。


フライブルク

基本は、1-4-4-1-1の形。非保持は1-4-4-2で、全てのボールに対してプレスに行くのではなく、2トップでアンカーを背中で気にしながら、前向きでプレスを行えるようプレッシングトリガーをチーム全体で共有しているように思える。

ボール保持

1-3-1-4-2ので展開していく。前からハイプレスで来る相手に対し、最終ラインはプラス1で運び出す。

右にエッケンシュタインが落ちて、クープラーを高い位置に置く。アンカーを含めたダイヤモンドを形成することで、ボールをうまく前進していくことが狙い。

数的優位でボールを動かしながらも、前線の2枚は、相手の背後スペースへのランニングも行っていた。

まとめ

フライブルクは、相手をリスペクトしすぎたのか、もう少し前線からアグレッシブに守備をしてほしかった。失点してからのがいいプレッシングに思えた。

レヴァークーゼンは、前半20分でポジションチェンジを決断する監督の能力の高さ。相手のストロングポイントを消す戦術を駆使しながら、常に自分たちが優位に立てるポジションを意識していたと思う。

後半も前半とは違ったポジショニングで、ビルドアップを用いていたので面白かった。


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