ブンデスリーガ#19 バイエルンvsブレーメン
W杯期間中は、ドイツ代表を応援していたがまさかの2大会連続のグループリーグ敗退。ドイツにとって、ショッキングな大会になった。
期間が空いてしまいましたが、W杯前のブンデスリーガ19節の分析を投稿します。近々20節とブンデスリーガ前半戦のレビューも投稿したいと思います。
スタメン
バイエルン
前節からは、肩の怪我から復帰したノイアーがスタメン復帰。1-4-2-3-1の基本陣形。非保持は、後方からビルドアップしてくるブレーメンに対して前線から激しくプレス。
ポール保持
1-4-1-5ビルドアップは、両SBはあまり高い位置を取らないで、相手をうまく引き出すことに成功。特に左SBに相手の右WBがプレスをかけてくるため、ゴレツカがフリーになる場面が多く見られた。
ゴレツカにマークがついた場合は、サイドに流れることで、中央を攻略。シュポ=モティンとムシアラがいいタイミングで顔を出してくれるため、相手陣内への侵入が容易であった。
ブレーメン
ドイツ代表に入った注目のフィルクルクは、背中の打撲で欠場。代わりにスタメン出場のバークとドゥクシュの2トップに注目したい。
非保持は、1-4-1-3-2のように前線からマンマークで相手を捕まえに行くが、うまく剥がされてしまうシーンが目立った。
グロースがマンマークに忠実すぎて、色々なスペースを空けてしまっていた。
4失点してから、結局グロースが最終ラインまで下がった、1-5-3-2の形に。しかし、この形が意図的ではなく、相手のポジションによってその形にされている気がした。
ポール保持
1-4-1-3-2で保持。意図として見られたのは、SBにボールが入ったときに、ビッテンコートがサイドに流れて、相手SBがプレスに来たときの背後スペースへのロングボールのみ。
ボール保持率が低いうえに、そもそも、非保持のときに意図したプレスの形になっていないため、ボールを奪ってもすぐに奪われてしまう。
サッカーの4局面の考え方の大切さを知らされた試合内容だった。
まとめ
W杯が終わってからの試合観戦だったが、ブレーメンの攻撃力がどこまでバイエルンに通用するか楽しみにしていた一戦であった。
しかし、内容は思っていたものではなかった。ブレーメンの準備不足と思われる守備から前半で試合を決められてしまった。
W杯でドイツ代表に選ばれたフィルクルクがいたら、どんな展開になっていたかと思う。後期のリーグ戦でどう修正して挑むか注目していきたい。
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