そうだ、あとひとつだ。/天皇杯 JFA 第103回全日本サッカー選手権大会準決勝川崎F vs 福岡

2023年10月11日 15:52

どうも私です。
今回も書く予定はなかったのですが、せっかく見返しできたので簡単に残しておこうかなと。残せるもんはなんぼ残しておいてもええですからね。

さて、連休中日に開催された天皇杯準決勝。中日ということで福岡からもたくさんのサポーターが等々力に来てくださってましたね。
等々力での勝率は高い相手とはいえ、トーナメントに弱い我が軍としては不安の方が大きかったですが、結果的には4-2とゴールのたくさん生まれる試合を制する形となりました。2点目くらいまではまだまだ安心できなかったけど、3点目が決まった時にこれは行けるかも、とはなったかな。複数得点って大事だ。

このnoteのおしながき
1.スタメン&選手感想（簡略版）
2.タイトルは目前だ
3.今後の展望
4.おまけ

もっと詳しく見たいなって方は続きをどうぞ。
先日より選手別に感想を書いています。対戦相手については1項目でまとめて記載しています。
ちなみに選手のことは基本愛称で書いているので、気になる方はバックでお願いします。

1.スタメン&選手感想

我が軍のスタメンはこちら。
※現地観戦の際は試合後に書いています。

アキさ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～ん(´;ω;｀)(´;ω;｀)(´;ω;｀)(´;ω;｀)(´;ω;｀)

いやー！よかった！！本当に！！！アキさんが帰ってきてよかった！！！
ちょっとコンディションが、とかじゃなくて普通に怪我だったっぽいけどしっかり間に合わせて来るのさすが。温存した説もあるけど。

そしてベンチに入る高井くんである。高井くんが入ることに違和感なんて感じなくなってるもんな。すごいな。
バフェと新くんが入ったことで悠さまはまたベンチ外になった訳だけど。こればっかりは難しいよなあ。相手が福岡でカップ戦と考えれば、確かに悠さまだと難しいかもしれない。今節に関しても、結局ダミアンがひとりプレスに行って後ろがついて来てないこともあったし。代表でなかなか呼ばれなかった古橋くんに境遇近いかもなあ。
生きる道はあると思うので何とか今季中にゴールを見たいものだ。

今節はカップ戦なので簡略版で失礼します！
守備陣のことも瀬古くんやマルちゃんのことも書きたかったのですが時間が足りませぬ……

1.ソンリョン
2失点はどちらも形を作られた時点で仕方ないかな。この前からシュートストップもよかったしフィードも精度が良くなっているようには思っていたのだけれど、アシストのキックは本当に素晴らしかった。そうするのがベストだと思っていてそうしたいと思っても普通はできん。あそこに、あのタイミングで、ベストな位置にボールを渡せるっていうのがもう、匠の技である。目の前で観ていてｳﾜｰｰｰｰｰって声出たしマルちゃんが決めた瞬間にもすげーーーーーーーーー！！！！！って声出た。ええもん見た。
みんながソンリョンを称えているのもよかったし、公式トップ画像になっていたソンリョンがマルちゃん抱き上げている写真もよかったなあ。

31.やまむー
セットプレーの時の「当たった後にｽﾝってなってるので本当に当てたのがやまむーかわからない現象」に名前を付けたい。着地した後ｽﾝってなってるし映像で見てもラストタッチが味方なのか相手なのかわからなかったけど、みんなが祝福してるしアナウンスされたからきっとそうなんだろう、と現地では判断しました。笑
帰ってから見返したらこれ以上ないくらいのピンポイントだった。セットプレーといえばやまむーであるな。
それ以外にもロングフィードやサイドチェンジも効果的だったし、やまむーっていい選手だな～と呑気に思っていました。まさか夏に移籍間近だったとは……残ってくれてありがとう……そして引き留めてくれてありがとう強化部。グッジョブ。

8.健人くん
2戦連続ミドルでゴールはさすがにエグいっす。リフレクションして入ったのはラッキーだったかもしれないけれど、そもそもあの体勢で枠内に飛ばしていること自体がすごすぎる。健人くんってミドル巧いんだなあ……とても今更だけど……
キャプテンとしてどういう風に在るかというのは人それぞれで、健人くんに関してはパーフェクトヒューマン谷口彰悟の下でしか経験ないから悩みも多かったと思うけれど。悠さまみたいなゴールを獲って背中で引っ張るみたいなキャプテンもいれば、憲剛さんみたいに端々まで目を配るキャプテンもいるし、キャプテンシーを如何なく発揮する彰悟さんみたいなキャプテンもいるんで、色々な人に支えられながらみんなと一緒に成長していくキャプテンもいていいと思うんだぜ。

14.ヤスくん
毎度毎度すげー！うめー！しか言ってないんだけど、今節もそれでしかなかったですね……巧すぎてびっくりする。
PKを誘発したラストパスも巧かったけれど、今節はクロス精度が特にすごくて、得点に2点も繋がっているようにピンポイントで送れているのよね。私はメイン側ピッチサイドで観ていたので後半北側でほぼ真横から観ていたのだけれど、本当に「そこしかない」ってところに曲がって落ちていくのがすごすぎて、人間業とは思えないレベル。キレキレだあ……
代表呼ばれなくてとても残念だけれど、アジアカップはワンチャンあるのでは！？そろそろ呼んでくれよな！！！

9.ダミアン
PK外した時はoh…とはなったのだけれど、身体のキレ自体はよかったように思ったし、相手が嫌がっているなあというのもわかっていたので、終盤まで引っ張っていたオニさんの気持ちもよくわかる。そしてその結果ダメ押しの4点目を獲るのだからダミアンもすごいしオニさんもすごい。
ゴールが決まった瞬間色んな選手が被っていて全然見えなくて、誰？誰決めたの？って見ていたら上半身裸のダミアンがピッチサイド近くに現れたのも笑ったし、ユニフォームとアンダーウェアをちゃんと拾って落ち着くのを待っている選手たち（健人くんとせがちゃんだったらしい。笑）にもめっちゃくちゃ笑ってしまった。名誉挽回汚名返上、結局自分で点を獲るのだからやっぱりダミアンだなあ。

41.アキさん
明らかに本調子じゃないなあというのはキックオフ直後から思っていて、身体重そうだなと思ったのですが、攻守に於いて走り回っていましたね。しっかりプレスに行くアキさん久々に見たしスプリントしているのも久々に見た。
直接的にゴールに関与はしていませんでしたが、サイドでボールを受けた時はほぼ失わなかったし、終盤惜しいループも打ったりとダメな時はダメなりに全力でプレーするっていうのがさすがだなと思います。
最後挨拶時にいなかったのでちょっと心配ですが、念には念をでケア優先にしたということにしてほしい。まあ、オフもあるし大丈夫でしょう！きっと！

アビスパ福岡
正直、2点目獲っても全然安心できなかったです。等々力は確かに盛り上がったけれど、1点差があってもそれを逆転できるのではと思うくらいの勢いと力があった。さすが好調チームだなと思いました。
3点目の獲られ方がよくなかったので、その雰囲気をずっと引きずってしまったかなと、そういう点では惜しかったですが、チームとしての完成度はますます上がっているなと。安定した成績を獲れているのも納得です。
少し危険なファールが多いのが玉に瑕なので、そこだけは今後改善してほしいなと思うのですが。しかしいい選手多いなあ。

2.タイトルは目前だ

この前リーグ戦タイトルの可能性が完全に消えたばっかりで、全然意識してなかったんですよね。次勝てば天皇杯制覇だって。あれ、あとひとつじゃんって、勝ててようやく思い出しました。

長かったようであっという間のタイトル戦、通常レギュレーションでは初めての決勝です。2020の天皇杯はボーナスみたいなものだったから、通常のレギュレーションで取らないと獲ったと言いにくいよなって、少しモヤモヤしてたんですよね。その思いをようやく晴らせる舞台に行く権利を得ました。

友人と国立どの辺りの席座りたい？相手柏か～～～～～～今調子上げてるしカップ戦の柏ってなんか強そうだなあ、なんて話しながら、そういう話ができる状況なんだってことをじわりと実感してきて、今ワクワクが止まりません。決勝は12月。結構先だなあ。。。

決勝までに柏と対戦予定があるのが幸か不幸か、その機会は無駄にしたくないところ。お互いに2度目を狙っている立場ではありますが、天皇杯のアンバサダーが三笘くんっていうのも、何か縁を感じるんですよね。
あと、なんでかわからないけれど、カップ戦、今季はいけるんじゃないかなって、謎の自信もある。チームが今持っている雰囲気みたいなものなのかな。負ける気がしない。

健人くんに、そしてオニさんに掲げてほしい。今季は一層譲れないカップです。絶対獲るぞ。