読解力があるとお金がいらなくなる!?

芸能人や実業家などで、自分の考えを著書やメディアなどで公開していたりする方もいらっしゃいますよね。

さて、このような人たちの話を聞いたとき、「この会社の商品を買えばうまくいくかな」とか、「こんなすごい人の言っていることなんだから正しいだろう」と思うこともあると思います。

「すごい人」がメディアに出ていたとき、私はその反応は3段階あるのではないかと考えました。

①直接的な行動を意識する
肩書きや広告などを見て、「同じところを利用すればうまくいくのではないか」と考えることです。
例えば東進には林修先生をはじめ有名な先生がいることを聞いて、「東進に通えば(子どもを通わせれば)成績が上がるかも」と考えるといったことです。

②その人の話を聞いて信じる
誰かの話を聞いて、それをそのまま信じることです。
こう書くと考えのない人のようですが、いちいち疑っていくと何もできなくなってしまうので、考えて判断するというのは難しいことだと感じます。

③自分で本を読んだりして調べる。
その人の話を聞いて、実際に著書や関連する本を読んだりして調べることです。

さて、なぜ読解力があるとお金がいらなくなる(そんなに使わなくなる)のでしょうか?

有名な人が話しているのを見て、実際にそのサービスを利用したり商品を購入したり、印象的な言葉を覚えておくのもいいかもしれません。

もちろんそれも一つの方法ですが、もう少し踏み込んで話を聞いたり、さらに本を読んだりすることで考えが変わってきます。
肩書きや短い動画では見えてこなかった「なぜそうした方がいいと思うか」という理由や「だからこうしてきた」という実際の行動などを知ることができます。

そんな具体的な例や方法を知る中で、「自分でできることもたくさんあるんだ」と気付けるようになるのです。
(本も商品の一つなのですが、自分で判断できるので価値は大きいと思います)

広告に従うだけだとお金や稼ぐための時間がかかるし、人の話を信じるだけだと、いろいろな情報に踊らされて不安になります。

しかし自分で文章を読むことで読みながら考えることができるし、その中で自分の考えもできてきます。
それと同時に世の中にはいろいろな考えがあって、自分の考えがいつでもこれからも正しいというわけではないという当たり前のことに気付くことができるのです。(これを意識するのは今でも難しいですが)


最低限でいいので文章を読む力があれば、自分でできることを見付けやすくなるので、人に頼るためにお金を払ったり時間をかけたりする必要が少なくなります。

さらに、文章を読むのが楽しくなれば知ることが楽しくなるので、暇つぶしに浪費したりすることも減ってきます。

なので本を読むのは一見手間に思えますが、読解力があるということは無駄の少ない精神的に豊かな生活につながるのではないでしょうか。

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