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【体重とアサガオ】暴飲暴食してないのにと言うが、消費もしてない【そもそも軽い】

1週間ほど我が家で過ごした彼がある日、
脱衣スペースから「体重計ってあるー?」と聞いてきました。

なんで毎日お風呂入ってて、出入り口の体重計が分からんのや?

とものすごくハテナ顔になりながら、
私は「足元-!!たぶん右ー!」と、脱衣所を見ずに答えました。

その後、
「…暴飲暴食してないのに、ちょっと増えた」
と報告してきたので、
「…………うん、消費してなかったもんね笑」
と当たり前の感想を述べました。

同じものを食べていた1週間、彼はほんの少し太りました。
それもそのはず、彼は自分の自宅にいる時には日課にしている、散歩や運動もせず、
うちって旅館だったっけ?、という雰囲気でまさに気分転換な1週間を過ごしていたのです。

一度だけ散歩に出た日は、何かゲーム(たぶんドラクエ)に導かれ、2時間近くも外を歩いていたので、
日常どおりに毎日やっていたなら、十分ダイエットできたことでしょう。

彼がひとりで過ごしている時に比べたら
相当、滋み深いものを食べさせていたと思いますが、
それでもやはりダイエットには、食べ過ぎないこと以外に、燃焼力やデトックスする力も必要、という事なのだと実感しました。

ただそもそも、我々は二人とも、そんなに体が大きくありません。
私と彼の身長は同じぐらいで、
・恐らく筋肉量の分だけ彼の方が少し重たいだろう
・年齢と飲酒の分だけ、彼のお腹の方が出てるよね
という程度です。

一度、彼の勤め先へ訪問する機会があったのですが、
ボスであるオーナーから「見てよコレ」と写真を見せてもらいました。

嬉しそうに
育ったでしょ~、勤め出した時、ガリガリだったんだもん」
と差し出されたのは、Before After After Aftereの加工写真。

あ・・・アサガオ。

そのBefore After After Aftereを見ながら、私は吹き出しました。
観察日記かよ!

私も覚えているそのガリガリの様子から、
Afterに向かって少しずつ丸くなっていくアゴのラインを、オーナーさんに加工までされて残されていることに笑えました。

「もうちょっと育てたいんだよね~」
とウキウキしているオーナーを見て、「よろしくお願いします。」と私は頭を下げました。

一度熱を出した時にスッキリ痩せてしまったお腹を、
またオーナーと私の手でふっくらさせようと思っているので、
「ちょっと増えた」
と言いながらお腹をさすっている彼の後ろ姿を、
もうちょっと育ってええんやで…とニヤニヤ眺めた夜でした。

蛇足ですが、私は出産を目標に据えるとすると、痩せすぎでBMIが足りていません。
彼は私に比べてちょっと大きいだけなので、多少太らせたぐらいでは「デブ」にはなりません。
(女性は妊娠するにはBMI18.5は欲しいと言われており、それより低いと不妊や低体重児に繋がりやすい。ギリ足りてないんです)

食べても太らないタイプなので羨ましいと言われますが、
そもそも『現代の日本人女性は栄養失調ぎみ』なんだそうですよ。
パリコレもBMI 18未満のモデルは排除しているぐらいですし、そろそろ有名人を痩せさせる文化はなんか、どうにか変わっても良いんじゃないかと思う今日この頃。

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