見出し画像

大胸筋は

大胸筋は、真ん中側が引っ張られています。
(大臀筋も作用機序は同じだが)

前面の中央が引っ張られているのに、良い姿勢を取ろうと背中は反りすぎて背中に負担がかかって、肩は前に巻き込もうとしている

なので、
筋肉をゆるめる
というのは、良いことなのですが
いきなり緩めてはいけない

背骨側の「無意識の緊張」による大胸筋の起始部の伸長を元に戻してから
です

姿勢の中で、身体の各箇所で綱引きのように引っ張り合うような、ややこしいことになっているので
まずは、
筋肉の起始部側に近い筋肉を、起始側にまず寄せて集めてあげる
 *大胸筋 起始 鎖骨の内側半分(前面)、
         胸骨柄、胸骨体(前面)
         第2〜6肋骨の肋軟骨、
         外腹斜筋腱膜
      停止 上腕骨の大結節稜
そうすることで
大胸筋の本来のテンションを取り戻しやすくなる
そうすることで
身体は帳尻を合わさようとして
(バランスをとろうとしているわけではありません)
見てくれの帳尻を合わせようとする
その上で
今度は
大胸筋の停止部の方に筋肉を寄せてあげる

筋肉の起始部と停止部では全て同じ環境で同じ現象が起きているわけではなく、起きている環境が異なっている

筋肉を緩める方法として
ポイントテーピングの矢印テーピングという方法があります。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?