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リルケの秋🍁
木の葉が
落ちる
落ちる
遠くからのように
大空の遠い園生(そのふ)が
枯れたように
木の葉は
否定の身ぶりで
落ちる
そして夜々には
重たい地球が
あらゆる星の群から
寂寥(せきりょう)のなかへ
落ちる
われわれはみんな
落ちる
この手も
落ちる
ほかをごらん
落下は
すべてにあるのだ
けれども
ただひとり
この落下を
限りなくやさしく
その両手に
支えている者がある
『 秋 (Herbst) 』 ライナー・マリア・リルケ(Rainer Maria Rilke)
日本語訳詩:富士川英郎 原詩:ドイツ語
独語が全くわからないもので・・・自分で訳せませんでしたが、独語⇒英語に翻訳されたものをいつか日本語に訳してみたいと思っています😊
どんな失意や
孤独の中にあっても
誰もが
必ず
その
限りなくやさしい両手に
支えられている。
そのことを誰もが
実感できたなら
と願います。
誰の両手なのか、
解釈は無限だと思っております。
あるひとにとっては
宇宙や
神なる存在、
であったり、
大切なひと、
愛するペット、
であったり
もしかしたら、
noteの街で出会ったかけがえのない存在、
なのかもしれません。
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