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「丁寧な暮らし」に求めるものって何だろう?

丁寧な暮らしに憧れる私は、現在3度目の梅シロップ作りに挑戦中です。

人生初チャレンジの一昨年は、クックパッドで「簡単」「失敗無し」などの検索ワードでたどり着いた「梅を凍らせてから煮る」という方法で作りました。

▼レシピはこちら


予告通り失敗することなく、簡単に梅シロップできあがり!

なんだぁ、簡単じゃん!なんか身構え過ぎて拍子抜け?な感じ。そのままの勢いで、梅を取り出してジャムも作れちゃいました。

初回から大成功なんですけど〜


2度目の昨年は「一旦凍らせて、半解凍状態の梅に数箇所穴を開ける」という方法で。

▼参考レシピはこちら


お砂糖は、きび砂糖と氷砂糖半々で作りました。溶けやすいきび砂糖を使うことで、できあがりが早いんだそう。

できあがったシロップは期待通りの美味しさでしたが、ジャムは失敗。どうやら梅を漬け過ぎちゃったようで、果肉が残らないほどシワシワになってしまいました。


ここまで2度の梅シロップ作りを体験してみて、ふと、こんなことを感じたんです。


あれ?なんだか私が求めている「丁寧な暮らし」と違う気がする。
何が違うんだろう?私が求めているのって何だろう?

作ったそばから口にできる料理のようなものじゃなくて、漬ける前段階に子どもとワァワァ言いながら梅のヘソを取ったり、できていく過程をワクワク、ドキドキしながら口にできる時を楽しみに待つっていう感覚?

この「体験」や「感覚」を味わうことが、私の憧れる「丁寧な暮らし」の一つの価値なのかもしれない!


今の時代、モノの機能的な価値はあって当たり前。似たようなモノを比較しても大差ないと言われています。「梅シロップを手に入れること」が目的なら「できあがった梅シロップ」を買ってしまえばいいわけで・・・。

でも本当に求めているのは「梅シロップができていく過程の楽しみ」なのでは?


それならば、と3度目の今回はより原始的な方法で、梅エキスがじっくり滲み出る時間も楽しんでみよう。
とはいえやっぱり、飲みたい時期に飲めないのも残念なので「凍らせた梅と氷砂糖オンリー」で漬けてみました。

作業は子どもと一緒にね。
子どもって、手のひら全体を使って梅を握るもんだから、何か違った成分が入っていそうで気になるんだけど(汗)

さてさて、今回は如何に?

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