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【インタラクション2024に参加】Selfie WanD: 自撮り棒を動かすことによる撮影用入力インタフェース

はじめに

こんにちは。杉浦裕太研究室M1の澤田です。
3/6~3/8に東京・一橋記念講堂で開催されたINTRACTION2024に参加し、「Selfie WanD: 自撮り棒を動かすことによる撮影用入力インタフェース」というタイトルでポスター発表を行いましたので、報告させていただきます。

研究の概要

本研究では、自撮り棒を動かすことによる撮影のためのジェスチャ入力手法を提案しています。自撮り棒全体を動かして表現されるジェスチャで、棒の先に取り付けられたスマートフォンを操作します。ジェスチャを入力に利用することで、スマートフォンに直接触らず操作でき、シャッターの制御だけでなく複数の異なる操作を実現できます。ジェスチャの識別にはスマートフォンに内蔵された加速度センサとジャイロセンサを用います。そのため、遠隔操作するために自撮り棒とスマートフォンを接続したり、自撮り棒用の別電源を用意する必要がありません。

自撮り棒を動かすことによるジェスチャ入力インタフェース

当日のフィードバック

ジェスチャで操作するデモを体験してもらい、操作自体が楽しい、スマホを触らずに操作出来て便利など好意的なコメントを頂きました。一方で、意外と動かすのが疲れる、動かしながらの撮影が不安というフィードバックもありました。今後、色々な観点から研究の方向性を考えていきます。

感想

実際に動くデモを用意して、使ってもらいながら議論することで普段は気が付くことのない内容まで触れることができました。研究成果を目の前で体験してもらい、直接フィードバックを頂けるのは非常にいい機会だと感じました。

発表ポスター

https://www.slideshare.net/slideshow/selfie-wand-aaa/267483911


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