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くまさん
2018年1月21日 19:31
「ただ、何かが消えてしまったという感覚だけが、目覚めてからも、長く、残る」大ヒット映画『君の名は』の冒頭は、主人公である「瀧くん」と「三葉」のモノローグから始まる。記憶は消え去ってしまっても、その粉塵が互いの体に影響を与えていることを物語る重要なシーンだ。東京を舞台にした瀧くんと、飛騨の湖のほとりにある町を舞台にした三葉の世界が巧みに交差する。ふたつが交わる場面で互いの世界の運命が変わる、爽快