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町の洋食屋さんのお弁当

日曜日の昼食は、町にある素朴な雰囲気の洋食屋さんのテイクアウト。

店主は、ファザーリングジャパン関西の仲間で、父親としても会員としてもずいぶんとお世話になっている。

「子どもと料理するのなら卵料理がいい」と初めて会ったときに教えてくれた。まず安い、手軽、失敗しにくい、失敗しても食べられる。
なるほど、たしかに。それでいてオムレツとか作れたら、かっこいい。そんな父子の料理教室をよくやってるという。

ランチメニューで出てくる彼のオムレツは絶品だ。形が綺麗、柔らかい、程よい塩加減。それだけでメインを張れるような一品だ。
洋食屋さんのランチは、ハンバーグ、クリームコロッケ、メンチカツ、ミートオムレツ、白身フライ、たくさんのおかずの中から、2つの組み合わせを選べる。この選ぶ時間も楽しい。ワクワクする。
そのどれもが、きちんとこだわって作っている丁寧さ。もちろん洋食屋さんの庶民的な価格帯で食べられる。

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少しランチには高くつくけれど、特製のポタージュスープも絶対ほしい。素材の味、野菜の味わいの濃いさらっとしたポタージュだ。

夜に食べに行くのも好きだ。ふらっと一人で入ることもあれば、妻と子を連れて訪ねたこともある。とろっと舌の上で溶けるのが楽しい牛すじの煮こごりと日本ワインを合わせてゆっくりと飲む。タネにミンチを仕込んだオリーブ揚げもおいしい。カキの季節には、ムニエルを必ず注文したい。いろいろ手が込んでるのに、安い。ワインも日本産のいいものを揃えてる。

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と、前置き長くなったけれど、コロナの影響で、お弁当販売メインにならざるを得なくなってると聞いて、休日お昼ごはんをよく買いにいく。おいしい洋食屋さんのランチが、家で食べられるのは嬉しい。

イベントも含めて何度も連れていっているが、お弁当を頼むようになって、うちの娘もようやく店の名前を覚えてくれた。パインズハートだ。

これからも贔屓にしていく。

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