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自己肯定感の低い時に

昨日から気圧が低くて頭が痛い。自己肯定感も下がっているから、そんな時にしか書けない文章を残しておく。

今年は、意図せず仕事の割合が多くなってしまった。生活における割合というより、自分の頭の中で占めている割合。

仕事は時間をかければかけるほど楽しくて面白いから、それに夢中になると自然と割合が多くなりがちになる。でもそうすると、とてもつまらない、ありふれたことしかできなくなっている自分に絶望する時がある。

育児や家事、生活のことが疎かになるだけじゃない。ニュースや自分の得意分野と全く関係ない話を聞きかじったり、ネットの議論に参戦したり、無駄な時間を過ごしたり、昼間の街をなんとなく散歩して考えごとをしたり、地域の行事やお祭りに顔をだしたり。そういうことができなくなって、ただ仕事の世界だけに閉じこもってしまって、狭くて暑苦しい満員電車の中みたいなそんな世界で、どんどんつまらない人間になっているような気がして、このままじゃダメになりそうだ、と。

特に何かやりたいことがあるわけでも、目標があるわけでもないし、ただ自分の力がなにかの役に少しでも立てるなら、それでいい。私のことはいいように使ってくれたらいい、私もなるべく役立てるように動く。そうやってやってきたしこれからもたぶんそうするけれど、自分自身を腐らせないように気をつけたい。社会や会社の中で動かないでいると、閉じこもっていると、腐ってしまいそうな自分がいて嫌だ。

私はどこかに寄り道をして、回り道をして、すこし外れたところに楽しみを見つけるのが好きで、そこからなにか価値を作るのが好きだ。朝、電車で吐き気を覚えながら、そんなことを思い出した。たぶん、まだ大丈夫。



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