好きなものについて、ただ書くこと

だれかを応援するのに、いまの自分の言葉ではまだまだ弱い。

そう思って毎日、言葉を残している。

言葉だけでどうにかなるものでもないし、その人たちの生活に直結する、日々の糧を与えることも難しい。けれど、言葉は伝わりやすく、広がりやすい。形に残すことで、誰かに見つけてもらうこともできる。だから、私が好きなものについて、ただひたすら書いて残している。

好きなもの、ことについて書くのは楽しい。好き、という気持ちしか乗せないから、そこには毒も嘘もない。そうして、好きなものを知ってもらって、同じように好きになってもらえたら、それもとても嬉しい。
深く鋭い言葉は何もないし、心に刺さりにくいかもしれないけれど、傷をつけることもない。

多くの人に、こうして見てもらえることでわたしも救われている。私は、なんでもない日常が一番好きで、そうした日々のことを書いている文章を見て安心している。安心できる文章を私も書きたい、と思う。そして、好きなもののことをたくさんの人に知ってもらえたらいいなと願う。

本当にたくさんの人にいつも読んでもらっていて、ただただ感謝しかない。ありがとうございます。