お母さんとこども、どっちもがんばれ!

我が家は立地上、人が通る音が比較的長時間聞こえます。

親子連れだと子供達の可愛い会話だったり、反対に泣き叫んでいる子供の声だったり。

そして、その声が聞こえ続けている長さによって、徒歩なのか自転車移動なのかも判別できます。

子供達の声はBGM。
はしゃいでいる声を聞けば「楽しそうだなぁ」と思うし、怒ったりすねている声を聞けば「あー、頑張って怒っているんだねー」と思う程度で、生活の一部です。

ただ、泣き声の内容によっては様子をうかがうことがあります。

以前、小さい子がひたすら「ママー」と泣きながら歩いているであろう声を聞きました。
"であろう"というのは、他の住宅に遮られて姿が見えない状態だったからです。

もしも迷子になってしまっていたら、と思って声の主を探すと、泣きながら歩いている小さなこどもとスーツ姿のお父さん。

保育園に向かっているところだったようです。

お父さんの姿を確認できたのですぐに家に入りましたが、あのお父さん、こどもが泣いているのをずっと見守れていてすごかったな。

周りが敵だと思っていた私は、外でこどもに泣かれたら慌てて泣き止ませようとしていたもん。
しかもそれを出勤前。

泣きながらゆっくり歩くこどもにつきあって、見守りながらゆっくり歩いていたお父さん、本当にすごいです。
尊敬します。

きっとお子さんは自分のペースで気持ちのリセットができたのでは?


前置きが長くなりましたが、タイトルの件に入ります。

今朝、私は家の中にいたのですが、泣き叫んでいる子供の声が遠方から聞こえてくるのに気付きました。

声が近付いてくるペースからして、自転車に乗っているのだと思います。

我が家を通り越してもまだまだ聞こえる泣き叫ぶ声。

ここからは私の勝手な想像です。

最初はきっと「お母さんが」おだやかに準備を進めていたんだろうな。
なのに子供が全然協力してくれず、時間ばかりが過ぎてお母さんの余裕もなくなってしまった。

そして、自転車に無理やり乗せた。
(多分乗せるのも一苦労だった。)
HPを削られまくって子供にキレる気力もなくなったお母さんが、泣き叫ぶ子供を乗せて無心になって自転車を漕いで通り過ぎて行った。

と勝手に想像しました。

だからお母さんがんばれ、こどももがんばれ。

と思いました。

周りの目なんて気にしなくて良いし、お母さんの都合で動いて良いんだよ。
泣き叫んでいる声を聞けばお母さんが虐待しているわけじゃないの分かるから、お子さんが落ち着くまで叫ばせてあげれば良いよ。

大丈夫。
好き勝手言ってお母さんをおいつめる外野の声は気にしないで。

本当に子育てした人はそんな言葉言わないから。

人を傷つけるような言葉を吐く人は、その人自身が満たされていなかったり、子育てをしたことない人だから。


泣き叫んでいた子よ

お母さんたちにとって外で泣き叫ばれるのはものすごくストレスを感じることなんだよ。

今回はお母さんのHPがなくなってしまって、なすすべがなくなった結果かもしれないけれど、思いっきり泣き叫ばせてもらえるのは君がお母さんからしっかり守られている証拠なんだよ。

めちゃくちゃ愛されているんだよ。

お母さんもこどもも、どっちもがんばっているんだね。

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