見出し画像

【明前龍井】をいただきます

2008年6月の出来事ですが、記事にするのに後から付け加えた部分もあります。

先日、茶友の知り合いのお店で入荷したばかりの【明前龍井】を試飲し、茶友が購入した分から茶葉を少し分けてもらいました。

「おいしいうちに早く飲まないと」と思いながらも、なかなか飲めていなかったのですが、本日夕食後にやっといただきました。

龍井茶は淹れ慣れていないので、100mlの蓋碗に対して3gの茶葉を入れ、美味しく飲める抽出時間を探ることにします。

100g60HKD 【明前龍井】乾燥茶葉と茶水色

乾燥茶葉は、少し大振りで深い緑色。茶水の色は淡い黄緑色。
味は、ほっこり豆っぽい中にすっきりとした甘さ有り。
でも、淹れ方に注意しないと渋みを出しやすい。

100g60HKD【明前龍井】茶殻

茶殻は乾燥茶葉からも想像できた通り、大きかったです。
1芯2葉では有るのだけど、成長し過ぎてしまっています。
中には小ぶりな1芯2葉も有ったけど、大体が大きな1芯2葉。
そして、茶葉の形も崩れてしまっています。
__________________________________

香港にいた当時は多くのお茶にこんな品評をしがちでしたが、今思えば「日本で勉強していた時に触れたお茶がレベルの高いものばかりだった」ということなんだろうな。

さて、肝心の味ですが、当時の記録を見てみます。

__________________________________
でも、悪くは無い味
レベルの高い物と比べたらまた違う感想になるとは思うけど、普段用に飲むのに良い物だと思う。
__________________________________

なんて上から目線な記録。。。

この後もっと多くのお茶に触れた今なら、この茶殻に対してはもっと良い評価をしていると思います。
普段用として飲むには、この茶殻のレベルは「上」だよ。
無知すぎた当時の私、反省せよ。

__________________________________
そして、なにより 100g/60HKD のレベルを知ることができたのが一番嬉しい。
次回はポットで淹れてみたり「龍井蝦仁」を作ってみたりしてみたいな。
__________________________________

と記録していました。

今後記事にしていく予定ですが、世の中には「贈呈用」として販売されている高い茶葉が、見た目も味もひどいレベルの物が相当数出回っています。

そんな現実を知っている今は、やはり「試飲して味と値段が気に入ったら買う」を徹底したいです。

ですが、すでに保有茶葉の量は飽和状態だし、お茶の世界から離れているうちに世界の経済状態も激変しているので、きっと私が今後お茶を買う時は「おいしい」が基準で相場が分からなくても、払えれば買うんだろうなぁ。

サポートいただきありがとうございます。 いただいたサポートでお茶を買いに行き、記事にさせていただきます😆