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私の好きなもの

 猛烈に、現在好きなものを羅列したくなるときが来る。「つぶやく」のように「さけぶ」機能が欲しい。愛は叫ぶものだ、多分。


  • 柑橘系と林檎の「味」が好き……レモンティーとアップルティー、レモンパイとアップルパイは選べない。両方味わいたい。

  • 秋冬物の服が好き……布地が多いのでデザインの幅が広いと感じるし、色合いも好みのものが多い。夏服はそこまで心が踊らない。

  • スモーキークォーツが好き……何故だろう。名前の響き? 色合い? 水晶が好きだからか。

  • もふもふが好き……肌触りの良い毛布やタオルは勿論、動物も。生きたもふもふは尊い。この世全てのもふもふに幸いあれ。つるつるも脚わさわさも。

  • 柑橘系の「香り」が好き……柑橘類食べ続けたら体臭がこうならないだろうか……香り付き商品を見るとつい柑橘系があるか探す。

  • ノスタルジックが好き……人によって何が郷愁を誘うのかは異なる。だからこそ、自分の感性にがっちり嵌まるものと遭遇したときの感動と興奮は凄まじい。

  • 風が好き……爽やかで心地よい風に吹かれるのが大好き。自分が外出する際の強風は遠慮したい。

  • 雷が好き……激しい雷雨を子守唄にしたい人は多いと思う。


 好きなものは瞬間的に更新される。増えたり減ったり忙しない。感覚的で流動的で、感情的で独善的。私をこの世に繋ぎ止めてくれるもの。私を形作っているもの。私を象るもの。私は好きなもののごった煮でできている。
 好きなものを叫べることは、私の幸せの一つだ。


追記
 たとえ居場所がこの世でなくとも全てのもふもふやつるつるや脚わさわさは尊く、いつ何時も全てが幸せであるべきだと思う。

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