見出し画像

光の中で

≪ パリ滞在記・その9 ≫
   〜Musée de l’Orangerie オランジュリー美術館 〜

オランジュリー美術館に行ってきました!
改装のため、多くの作品が横浜美術館に行っていることを知っていたので、休館覚悟で向かうと、モネ「睡蓮」の2部屋は公開していました。ラッキー🤞

画像1

200点以上の「睡蓮」を描いたモネ。日本の美術館にも多くの「睡蓮」があります。また、大型企画展の作品として「睡蓮」が来日していることもあります。私もこれまで何点かの「睡蓮」を 時を異にして見ていました。

画像7

しかし、オランジュリー美術館の「睡蓮」の部屋は、展示方法も含めてその空間全体をモネが完成させた最後の、そして最大の作品!
柔らかな自然光の下、中央の椅子に座ると、360° モネが描き出した「睡蓮」の池に囲まれます。

画像7


「睡蓮」の残像を焼き付けてまぶたを閉じると、季節や天候・時間や空気感とともに変化する光の美しさを、私も捉える事ができたような気がしました。
あれほどまでにモネが睡蓮にこだわった理由が少しだけわかりました☺

画像4

画像5

魅力的なギヨーム・コレクションがホームグラウンドであるこの場所で見られなかったのは残念ですが、その分、モネの世界をじっくり味わう事ができました☺️             <その9>終わり


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?