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“勢い” で旅にでる

四国に住む中学校時代の親友3人から、
「尾瀬に行くので一緒に行こう!」
とお誘いがあったので、一泊二日の旅をしてきました。

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旅行するときは いろいろ把握していないと不安になるタイプです。
なので 5年前に同じメンバーで奈良に旅行した時は、訪問先、電車の時間、レンタカーの手配など地図を広げながら計画段階からガッツリ加わっていました。
しかし今回は、東京からのチケットの手配、宿泊先、歩くコースなどすべてお任せ。詳しいことは何も聞かされていません。
「一泊二日、歩きやすい格好で来てよ〜!」
「二日目は雨が降りそうだから雨具の準備をしてきて!」
という断片的なアドヴァイスだけもらって荷造りをしました。

 尾瀬って何県なのかしら?
 これまで屋久島、熊野古道などを歩いてきた強者つわものの親友たちに私はついて行けるのかしら?
 ずっと荷物を背負って、脚や腰が痛くならないかしら?
 山小屋で眠れるかしら?
 天気が悪くて寒さで風邪をひかないかしら?
考え始めると不安が頭をよぎります。
いやいや、noteでコメントをもらった[ムーンサイクル]さんや[北欧の街角で]さんに勇気づけられて、「“勢いに任せて旅に出る” ことにチャレンジする!」と決めたばかり。
四の五のいわず、いざ!尾瀬へ。

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6キロの重たいリュックを背負って、初日22,849歩、二日目23,884歩、歩いて歩いて、歩いてきました。

360° 湿原に囲まれた遊歩道

このまま、どこにも辿り着けず永遠と歩き続けるしかない、そんな世界に迷い込んでしまったのかと挫けそうになりました(^_^;) が、可憐な花々に癒されました。

会えなかった期間の出来事や懐かしい昔話を、方言まる出しでおしゃべりして、中学生のように大笑いしてきました。
元気に旅行を終えるまで とにかく食べなきゃ!と持参した栄養補給食品、山小屋の夕食、山小屋で準備してもらったおにぎりを食べて食べて、食べてきました。

全く電波が入らない山小屋に着いた途端に大雨。夜通し降り続く雨に、このまま尾瀬の歩道が水に浸かって、明日は帰れなくなるのでは?
誰にも連絡できない状態で孤立してしまったらどうしたらいいのかしら?
そんな不安も、友人たちは「何とかなるでしょ」と大笑い。頼もしい限りです。

うんうん。元気であれば、何とかなるね。
尻込みせずに旅に出てよかった。
みんな、ありがとうね。

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フランス🇫🇷 → イタリア🇮🇹旅行への第一歩を踏み出せたような気がします。

<終わり>


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