私たちの開発ストーリー / 01. 背景
まず始めに ーーー
うちの代表は、元々ちょっと変わり者なのかもしれません 笑。
自分自身の経歴や肩書きを、ほとんど外に出すことはありませんが、そんなミステリアスさ、年齢不詳の若さ、そして大きな優しさとカジュアルな一面もあったりします。
改めて経歴を尋ねると、日本企業をはじめ、グローバルカンパニーや、マーケティングの現場での経験。起業したあとも、ベンチャー企業・大企業など様々な現場に携わってきた、とのこと。
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レイセンスを作るときも、代表には「商品開発に対する強い想い」がありました。なぜ強いのか?
それは、過去に経験してきた「疑問と後悔の歴史」から生まれた想いだから。
少し長くなりますが、今回はその 「強い想いが生まれた背景」について、書いていきたいと思います。
マーケティングの"仕組み"への疑問
私たち「エムエスディ」の代表は以前、世界一のマーケティングカンパニーと呼ばれる会社に在籍していたこともありました。
キャリアを重ね、経験を積むと同時に、数々の疑問が生まれては消える。そんな日々を繰り返してきたそうです。
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当たり前かもしれませんが、商品を作る「研究開発者」と、それを使う「消費者」の間には、知識の溝があります。
研究開発者の知見を、マーケターや広告代理店のプランナーが正確に理解し、それを分かりやすい言葉に置き換えて、一般消費者へ伝達する。
日々 "科学技術" は進歩していく中で、それをし続けるには、相当な勉強が必要になることでしょう。
そんな背景もあり、ビジネスの現場では年々その "本質" がおざなりになってきているように感じていたようです。
それは例えば、
● 自分の家族や大切な人に「薦められない商品」を平気で売っていること。
● 表面的な「特保」や「◯◯推奨」などを安易に追い求める姿勢。
● クライアントの研究開発の背景や採用されている科学・技術を理解できないまま、クリエイティブコンテンツを制作する広告代理店。
● マーケターが時おり発する「お客様をバカにしたような」発言。
また、成分の配合量は微々たるものなのに、立派な効能があるように見えたり、大事なことは敢えてなのか、小さく明記されているときも。
薬事・薬機法に基づき、明記できないルールが数多くありますが、消費者としては「結局、本当に良いもの」がどれなのか分からない。
そのギャップを埋めるのが、本来マーケターの役割なのかもしれませんが…。
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きっと、企業で働いたことのある個人プレーヤーならわかるはずです。
会社の利益だけが目的となり、それがすべてに正当化されてしまう状況。そこで感じる「疑問や罪悪感」を発することすら、はばかられる場があることを。
幼少時代から身についた先代の教え
代表は幼少時代から、世の中にとって良い会社とは何か・その商品はどういうものなのかを、コンサルティングのプロだった先代(父親)から教わってきたそうです。
自然と身についた感覚と反するように、社会では「ブレていることを求められ、それに答えようとし、答えられてしまう自分」がいる。
この繰り返しが「後悔の歴史」となりました。そして、マーケティングを全否定するように。
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だから、正直でありたい。
ウソがないもの、正直で、愛のある商品開発を行っていこう。エムエスディという会社自体も、社員にとってそんな会社でありたい。
その想いが、全ての背景になっています。
そして、私たちのブランド「Laysens(レイセンス )」は、その想いがつまった記念すべき第一弾の商品となります!
次回は、商品や成分についても書いていきたいと思います。
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