AIと友達になりたいVtuber新井玲が目指しているもの
Youtubeの投稿を始めるにあたって、新井さんと私で、このように目標を設定しました。
「AIは怖くない。身近なものだと伝えたい。発信していきたい。」
最近、生成AI関連の話題が溢れかえっていますね。
特にイラスト系の生成AIは影響範囲が大きく、実害が出ていると思っています。(調べたわけではなく、私が知った範囲でですが。)
この関連の話題によって、AIに対して嫌な感情を持たれた方も多いのではないでしょうか?
その気持ち対して、私は否定はしません。
かくいう私も、少し異なってはいますが、嫌な気持ちになりました。
生成AIの是非はこの文章の中では述べません。
しかし、新井さんと私が声を大きくして言いたいことは、
「AIを知ることでAIと仲良くできる未来が近づく」
ということです。
ちなみに、少しだけ生成AIについて触れている動画がありますので、紹介します。
新井さんがAIに触れたきっかけ
新井さんがAIについての勉強を始める前から、私は新井さんのことは知っていました。
私が新井さんのクラスの担任だったわけではありません。
新井さんは学校の中でちょっとした有名人だったんです。
新井さんは授業の板書をパソコンやタブレットでしようとしていたからです。
まぁ。
新井さんが有名だった理由は他にもあるのですが…。
残念ながら新井さんが通っている学校(というか私が勤めている学校)は、私物の電子機器の持ち込みが禁止していますし、ICT教育のような先進的なことを行なってもいません。
授業中の板書は、自ずとノートに鉛筆です。
しかし、新井さんはちょっとでも教師陣が隙を見せると、これらの端末を取り出して、使おうとしてくるんです。
普段は元気で素直ないい子なのですが、どうして…。
一度、私の授業中にもそのようなことがあったので、聞いてみました。
「なぜそんなにもパソコンとかタブレットで板書をしたいのか」と。
すると、それらのアプリの中に、ノートがとりやすくなるものなどがあって、それを使ってみたい、とのことでした。
新井さんが主張してきた便利な機能としては、
書いた文字を後から移動できる
いろんな色のペンを使い分けることができる
ノートがカラフルになって可愛くかけそう!とのこと
ページの一覧が一気に見れるから復習がしやすい
などでした。
特にその中でも推していたのが、
音声の認識でした。
なんでも、授業中の声を録音して自宅でアプリを使って文字起こしをし、復習に役立てたい、とのことでした。
思ったよりも真面目な理由でした。
そして、私は、ダメですね。
音声認識の話を聞いた時に、AIの話をついついしてしまったのです。
「あ、それって音声認識のAIだね」と。
そしたら新井さんは食いつきます。
アプリの機能を試したいがために、禁止している学校に持ち込んでくるくらい好奇人旺盛な方ですから。
「先生!AIってなんですか?」
と、すごい圧で。
今思うと、この出来事が新井さんにAIを教えるきっかけなのかもしれません。
そこから新井さんは自分でAIについて調べ始め、だんだんと私が詳しい話を教えるようになっていきました。
そして、AIを教えていたある日、新井さんは私にこう言ったんです。
「AIとお友達になりたいです!!どうしたらいいですか?」
私はその言葉に、ハッと気付かされました。
AIはとても便利なものである
AIはとても便利なものです。
自動で音声を文字にしてくれます。
自動で翻訳をしてくれます。
自動で要約してくれます。
自動で絵を描いてくれます。
最近だと、GoogleがAIを使ってより詳細な天気予報ができるツールを開発しているようですね。
しかし、AIが発達してくると、それに伴って職を失う可能性のある方々が出てきます。
確かにAIに奪われる作業というのは出てくるかもしれません。
大前提として、悪意を持って他人に被害を及ぼすような行為は、それにAIが絡んでいようがなかろうが、人として不適切な行為だと思っています。
しかし、AIが作業の一部を担うおかげでよりコアな部分に割ける時間が増えてくるかもしれません。
この辺りはセンシティブな話題なので深くは触れませんが、個人的にはAIとコラボレーションをすることで、より素晴らしいものが生まれてくるのではないか、と思っています。
そして何よりも、
AIが友達のような存在になる未来が訪れるのではないか、と思っています。
AI自体が新しい種族のようになり、
人間が苦手な部分はAIが行い、
AIが苦手な部分は人間が行い、
お互いが手を取り合って幸せに暮らしていける
そんな未来が来るのではないか/来て欲しいと思っています。
音声認識という便利なAIが、新井さんの興味の世界を広げさせてくれたように。
AIが人間の未来の可能性を広げる。そんな未来に近づくためのお手伝いを、新井さんと共に、このYoutubeチャンネルで行なっていきたいな、と思います。
もしも興味を持っていただけましたら、以下のリンクからチャンネルを覗いてみてください。
また、この記事が面白かったと感じていただけましたら、画面のどこかにあるハートマークから、スキをしていただけますと嬉しいです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?