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leboncoinで買い物をする(その1)〜肩を張らずにフランス53

フランスの大手フリーマーケット。日本でいうメルカリ?ですか。

« achat-vente entre particuliers »「個人間での売買」と呼びます。インターネット契約を始めたばかりの頃(20年以上前)は、中古品市場といえば « eBay »か « PriceMinister »(現Rakuten)しかなかったです。それ以前となると週一で郵便箱に無料の情報誌が入っていた程度。

余談ですがこの情報誌、結構楽しみにしていたんですよ。中古品ばかりでなく求人広告、家の広告から、交際を求めたり占いの宣伝まで、今ならAdBlockでストップをかけられそうなものまでなんでも載っていました。世相を反映しているようで面白かったんですがインターネットに取って代わられてしまいました。

さて今でもはっきり覚えていますが、eBayで初めてセリで落としたのは珍しい古書でした。残り10秒のスリルは独特ですよね。

売りに出したものもありましたがコミッションが高くて思ったほどの満足感はなかったです。

Rakutenでは今でも時々DVDなんかを買うことがあります。マイナー過ぎてどこにもリストアップされていない映画ってあるもんで逆にプレミアがついていたりするんですが、背に腹は変えられないことってありますよね?

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タイトルに挙げた « leboncoin »ですが、2006年に創業された今では押しも押されもせぬ最大手。当初から使うことが多かったので、いい経験も悪い経験も色々してきました。ネット売買での駆け引き、とりわけ個人間の売り買いは « course entre le chat et la souris »「猫とネズミの競争」で、どんなに注意していても悪い奴らはシステムの弱点とか買い手の心理を見逃さない。

「自己申告」が基本なので、相手を信頼するかどうかは賭けになります。日本のメルカリがどうなのか知りませんが、恐らく欠陥品であったり虚偽の広告を載せることは99%ないと思います。買い手の心情を汲み取る日本人だから、本気で騙すつもりでもない限り広告に嘘はないでしょう。

それでは恥ずかしながら経験談を少し暴露しましょうか。

続きます

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