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しょぼいけど嬉しかったクリスマスの思い出

中流の下の家庭でした。

家族旅行の思い出はひょっとすると2回?関東への帰省(葬式)を含めても全部で4〜5回だったかも?

生活に困っているように感じたことはなかったです。それでも考えなしに支出できるほど豊かな家計でもなかったようです。子供にはその辺はあまり分かりませんよね。周りと比べてうちにあるものないものでなんとなく感じるくらいでしょう。

今のようになんでもある時代でもなかったので普通に外で遊べていればそれで満足していたようです。

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正月のお年玉はさすがにもらってました。

でもクリスマスプレゼントはなかったです。クリスマスツリーもなければデコレーションもなかったかなぁ?

どうなんでしょう?私らの年代の人たちはクリスマスプレゼントの習慣ってありました?プレゼント商戦もずっと地味だったような気がします。単に見ていなかっただけなんでしょうかね?

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とは言ってもいくつかそれっぽい習慣だけはありましたよ。

自転車で5分ほどの小さなスーパーに行って肉屋で焼いてある鶏のアシを買った思い出はよく残っています。年に一回のことで特別なご馳走感が半端なかったなぁ。

これといちごショートケーキでイブの雰囲気は十分ありました。イブのなんたるかも分かってなかったし、クリスマスは鶏とケーキのパーティーくらいにしか思ってなかったかも?子供心にはそれで十分でしたが。

1週間後のお正月の方が楽しみだったなぁ。大体クリスマスなんて冬休みのすぐ始まりにあるから休みに入った嬉しさの方が勝っていたし…多分みんなそうだっただろうなぁ。

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フラッシュバックのように時々映像が戻ってきます。もう50年も昔のこととは思えないですね。というか、たかが50年前には子供だったと考えると感無量だったりして?

フランスに来てからはクリスマスの方がパーティー気分があって色々準備に忙しいです。

鶏のアシとショートケーキだけで祝った?あの頃のクリスマスは、あれでも自分にとってクリスマスの思い出です。

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