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むかし花粉症でした〜肩を張らずにフランス195

 忘れもしない西暦2000年。

 ピアノの先生たちと一緒にバッハの2台、3台、4台のための協奏曲をやった時、花粉症から鼻炎になり、熱を出しながら舞台に上がった思い出。

 かなり症状がひどく、薬を飲みながら弾いた覚えがある。不思議と頭ははっきりしていて、あがることもなかった。ハ短調の2台のための協奏曲(2台のヴァイオリンのやつ)を一番仲のいい先生と弾いたが、思った以上の出来だった記憶がある。

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 これに懲りてアレルギー対策をすることにした。

 アレルギー専門医 « allergologue »に診てもらい、その後の5年間冬から初夏にかけて毎日数滴の薬を摂ることで体に耐性をつけた。「草」と「白樺」と他の何かが原因だった。街に住んでいた頃には問題なかったので、田舎に住むようになって許容量を超えたのだろう。なにしろ自然の真っ只中に住んでいるのだから。

 おかげさまでそれ以来花粉症に悩むことは無くなった。

 再発することもあるそうだが今の所それもなく毎年この季節を迎えている。

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