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ル・トゥケの海岸 ~夢で見た地へ~#6

"白いさらさらの砂に、横向きに緑色の草が生えていて、海岸は丘陵になっていて、少しどんよりした海が見える浜辺"ー

昔夢の中で見た記憶だけを頼りに、探し当てた地へ一人旅したエピソードを綴っています。

海岸のエピソード、ル・トゥケの海岸#5はこちら

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ル・トゥケの街並み

滞在2日目は、朝から長年の夢の海岸へ行き、興奮していた一日だった。
でも前日の長旅、そして成田からCDGまでの18時間の旅の疲れも出ていたのか、胃腸が疲れ気味。

海岸から戻りホテルで朝食後、ひと休みすると、
砂だらけの靴を履き替え、いざ街散策へ。

一歩踏み入れた瞬間から、好きになってしまった可愛い街。

海を越えたらイギリス

ル・トゥケ市はパリからカレー市行のTGVで約2時間のところにある。
フランスの北側に位置し、街の中心地は徒歩でぐるっと回れるぐらい小さくて可愛い建物が立ち並ぶ港町。
メインストリートはブティックや、お土産屋さん、シーフードや缶詰食品が並び、レストランやカフェで、街はにぎわっている。。
この日は土曜日で、広場ではマルシェも開いていた。

パリからル・トゥケの旅は、スーツケースではなく旅行鞄一つだったので、これ以上荷物を増やすと“帰りの電車(ストの予感‼)が大変”と懸念し、お土産はほとんど買わず…。

可愛いお花屋さん
街の教会
Jardin d'Ypres(イプル庭園)から見るル・トゥケのゲート

散歩中、庭園を抜けてもう少し歩こうとしたら雨がぱらつきはじめた。
どっちに行こうか迷った挙句、中心地に戻っていったら、犬の散歩中のマダムが話しかけてくれた。
私のフランス語の知識では、なんと聞かれてるのか瞬時に理解できず、
Non, merci. と伝えちゃったけど、後から単語を考えてみると。
「あなた迷子になっちゃったの?」と聞かれていたのだと思う。

本当は、乗馬ができる公園(施設)もあるので、そちらの方に行きたかったけど、安全第一で「夢を叶える」旅に目的を絞り、街中に戻っていった。

街並み。植込みのところにあるマークはル・トゥケ市のマーク。
L’ORIVIAというブティックは素敵なキャンドルやインテリアがいっぱい。
このデザインがとてもかわいかった。

やっとお腹もすいてきて、昨日のレストランに行くと、同じムシューが挨拶してくれた。今日も鼻歌歌ってる、ちょっとセルジュ・ゲンズブールっぽい外見の陽気なおじさん。

オムレツを頼んだけど、やはりここはフランス、たくさんのフレンチフライが添えられて来た。
胃がキリキリするので食べ過ぎず、でもやはり白ワインで乾杯✨

チーズ入りオムレツとフレンチフライ

遅い昼食後は、ホテルで休憩。
長年の夢が叶うと、大きなエネルギーを使うのかもしれない。
疲労感がすごい。一日2万歩以上歩き、その大半は上下に広がる丘陵を上り下りしていたのもあって、身体が疲れていたのもある。

ホテルの部屋に戻ると暖房(デロンギみたいな形の)が冷たくなっていたので、英語でレセプションに伝えたが理解できなかった模様。片言のフランス語で「私の部屋が寒いの」と伝えると、ムシューが「あぁぁ!寒いね!オッケー」と大きなリアクションで、すぐに暖房を確認してくれた。
フランス人のリアクション、大きくて好き。
すぐに暖かくなり、うとうととお昼寝。

ホテルの中庭を覗くフロント
またここに泊まりたい。

この辺りの日の入りは19時近くだったので、目覚めると、ちょうどいいタイミング。
急いで身支度をして、ドーバーの海に沈む夕日を見に行った。
ビーチまで徒歩3分、こんな素敵なところに寝泊まりできるって幸せと思いながら。

海に沈む夕日を見に人が集まっていた。

沈みゆく夕日を見ながら、なんとも言えない気持ちになった。
”夕日が見れたから、明日も晴れるといいな”
もう一度丘陵に行きたい。
明日の午後、この短い夢の旅が終わるのだ..

🔦ル・トゥケのびっくり🔦
海、全然磯のにおいがしない!🌝
故郷の小田原の海は、海岸300メートルぐらい手前から海のにおいするのに。。

静かで綺麗な海。

ホテルから海岸への道。夜も人通りがおおい。

次回は、2泊3日の旅のいよいよ最終日。
天気予報は雨☔。
でも実際は、不思議なお天気と偶然の出会いの1日でした。

コパ―の容器のキャンドルが入ってる箱。
この土地の思い出に”Le Touque Paris Plage”と彫られたキャンドルを買いました。

🔦トリップアドバイス🔦
日本語のガイドブックでは私はル・トゥケの情報を見つけられなかったので、インターネットで少しかき集めました。
気になっていた乗馬センターや博物館はいけなかったけど、ゴルフ場やカジノ、テニスコートなど、リゾート地の娯楽施設が整った街のようです。

#LeTouqueParisPlage
#ルトゥケパリプラージュ
#ル・トゥケ


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