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ル・トゥケの海岸~夢で見た地へ~#4

"白いさらさらの砂に、横向きに緑色の草が生えていて、海岸は丘陵になっていて、少しどんよりした海が見える浜辺"ー

昔夢の中で見た記憶だけを頼りに、探し当てた地へ一人旅した記録を残すことに決めました。

■ル・トゥケ #3はこちら

そんなわけで、やっとホテルに着いたのは19時半ぐらいだった。
予想外の長旅で疲れていたけど、道中助けてくれたパリの友人たちや、日本からも心配してくれていたパートナーにかわいいホテルのお礼を伝え、夜の町へ散策に出かけた。

もちろん、行き先は海岸。
すっかり暗くなって何も見えないし、海を眺めるのが大好きだけど、なんとなくどの海も、夜は怖く感じてしまう。
人気がないかと思いきや、多くの人たちが海岸沿いに集まったり近くのレストランで食事したりしている。
空気が柔らかくて、人が温かい土地だなぁと感じた。

海岸沿いは江の島っぽいなぁと思った。

翌日はIGOLというラリーカーの大会があるようで、たくさんの車とドライバーたちが海辺にいた。

翌朝の写真から。軽量でバランスをとった車なのでしょうか?

当初からこの旅行中は雨の予定で、気温は13度ぐらいと聞いていたので、
夢の地とは言え、一日寒い中びしょびしょになって海岸にいくのかなぁと思っていた。
でも、この旅は天が味方をしてくれたと心から思う。

ル・トゥケのエッフェル塔☺

お腹もすいたし、無事にたどり着けた達成感をお祝いしに、ロクサーヌさん(タクシー運転手のマダム)に教えてもらったレストランへ。
Le Paris Plage という、店内にはクラシックカーや、大きな水槽があり、上機嫌なウェイターたちが迎えてくれるカフェレストラン。

Le Paris Plageのステンドグラス綺麗


今までの一人旅は、どこに行っても英語で困ることはなかったが、やはり現地の人や文化と触れ合うにはその地の言語を話そうと決めて、Duolingoで一か月半、毎日フランス語を勉強していた。
でも実際は本当に短いセンテンスしか出てこないので、一生懸命勉強している英会話の生徒たちにもう少し優しく接しようと思ったほどだった…

というわけで、フランス語で注文を試みるけれど、メニューの解読はグーグル翻訳の写真機能を使い、話すときは難しくなったらすぐに英語にシフトするという旅だった。
ドーバー海峡の向こうはイギリスだし、観光客にはアメリカ英語を話すグループもいた。ウェイターたちは英語も堪能のようだ。
優しくて、いつも鼻歌を歌ってる陽気なムシューが、サービスについてくれた。

日本人が一人もいないような地に、一人でのこのこやってきた私には
温かなサービスがうれしかった。
海の幸が食べたかったけど、「旅先でお腹を壊したら大変だからおすすめしない」という友人のアドバイスを受け、グリルされたホタテのパスタと白ワインをオーダー。
“Great choice! でもそれならこっちの白ワインのが合うよ”とムシューが選んでくれた。

フランスのレストランならではの塩味控え目だったけど、ホタテはぷりぷりしていておいしかった。


ホタテときのこクリームのパスタ
塩キャラメルのクレープ

おいしいワインと、デザートにクレープを食べて、お部屋に戻り、早めに就寝。

明日は、いよいよ夢の海岸に出向く日❢


       🔦トリップアドバイス🔦
ル・トゥケは小さな町で、徒歩でどこにでも行けます。
メインストリートにはスーパーや、カフェ、レストランが立ち並び、
私が滞在したホテルの横にはなんとSUSHIレストランもありました(日本人経営なのかはわからなかった)
朝はブーランジュリーが開いてるので、クロワッサンやパン・オ・ショコラ(1.1ユーロ‼)を買ってお部屋などで食べるのもおすすめです。

今回はコーヒーしか飲みに行かなかったけど、
Jean's cafeは結構人気のようです。写真を見たらおいしそう!
ジャンさん本人なのかな?ムシューはとっても穏やかで優しいお方でした。


おしゃれなJean's cafeの店内は一見の価値あり✶

#LeTouqueParisPlage
#ルトゥケパリプラージュ
#ルトゥケ

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