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夏休みの始まりはTHE ICEで感じる

THE ICE 2023、大阪公演に行ってきました!!

久々のTHE ICE

THE ICEは真央ちゃんが出てた頃は参加率高めでしたが、2018年以降は足が遠のいていました。
今年はネイサンの滑りを見られる数少ないチャンス&ジュンファンもいる ということで、行くしかない! という感じで。
THE ICEは先述の通り、2009~2017年の間は数回にわたって行きました。初めて行ったのは2009年のモリコロ。当時私は中学生だったから、母はチケット代と交通費と宿泊費を2人分出してくれていたんです(しかも氷上席? らしき超近い席もあった)。。母の涙ぐましい出費のおかげで、今の私があるのかもしれません。

今回の席は、母と、母と一緒にネイサンの自伝を翻訳された中村さんとの3連でした。実は中村さんとは、スケートは2008年のNHK杯も3連しているんです。15年経ってもこうやってスケート一緒に見に行けてるなんて幸せなことです。
なぜ3連であることにふれたかというと、土夜と日曜の公演に行ったんですが、土夜はスタンドAの3枚セット券なるものをとってもらったんです。
それがなんと、チケット代が1枚あたり2,166円!!!!! 安すぎない!?! スタンドAでもたまアリとかとは比べ物にならないくらい近いし。視界も別によかったし。2000円ちょいでこんな堪能しちゃっていいの!? って感じでした。これくらいの価格だったら初心者の方も誘いやすいですよね……。

豪華すぎるTHE ICE

それにしても今回のTHE ICEは出演者が豪華すぎました……。チャンピオンだらけでね。全カテゴリーの世界王者そろいぶみ。オリンピックチャンピオンもいる。こんなショーでしたっけね!?
豪華すぎて、舞依ちゃんとか、パパシゼとか、かなだいとかが第1部(前半)で終わっちゃいますからね。。
断片的な感想で申し訳ないんですけど、
まずりくりゅうの新プロやばい! 月光! ジャズアレンジ? でボーカルも入っててとてもオトナな感じ。え、まだ夏ですけど? って思ってしまうレベルの完成度でした…。スピンもばっちりそろってました。デススパイラルの入りがなんだか興味深かったです。

ジュンファンは土夜はゴールデンアワー、日曜はMJで個人的には大満足の采配でした。ゴールデンアワーはイーグルイナバウアー好きにはほんとたまらんですね(実は生は初見)。MJはジャッジ側でこれまででいちばん近いところで見たことになります!! キャー! ってアリーナの悲鳴がジュンファンとともに移動する感じがとてもよかったです。でもあのプログラム、ショー向きに見えて、特に最初のパートとかジャンプが試合の緊迫感のなかで決まるゆえに盛り上がるんだよな、と思いました。後半はそんなこと関係なく大盛り上がりでしたが。
そしてジュンファンはいつ新プロができるんだろうとオバチャンは心配です。フレンズでも同じだったらますますnervousになるかも。クリケット離れざるをえなかったことがほんとうに心配で……。

ネイサンは何滑るんだろ? 新プロあるらしいから2回のうち1回は見られたらいいな…と思っていましたが、なんとどっちも新プロ(Hold on tight)~!! ショープロってどうしてもアゲっぽいのが多くなると思うんですが、シリアス系で超かっこいいやつ!! …ここまで書いていて自分のボキャ貧ぶりがとても情けないです。
動きがどれも「ネイサン」なんですよ。何言ってんのこいつネイサンがやってんだからそりゃネイサンだろうよ、と思われそうですけど。上体の反らし方とか、ふとした腕の動きとかが、「あーっ!! これぞネイサン!!」と思うんですよね…。特に最初? のスピンのキャメルの変形の時の腕の動きがね…超かっこいい! と思って。たぶんこの文章では何も伝わらないことが大変もどかしい。みんな見てほしい。

昌磨さんは相変わらずとても上手かった。特に日曜のCome togetherはなんだその身体の動き方は!? みたいな驚きの連発でした。月の光を見たいなと思っていましたがこちらも見られてよかったです!

それにしても今回はネイサンの出番が多くて、ネイサンファンは嬉しかったですね。コラボとソロ以外に、ダンスバトルの審判長と、プレゼントコーナーに出てきてくれて。ダンスバトルの時は、アナウンス中とかにちょっと所在なさげに照れ笑いしてるところとかかわいらしかったですね。プレゼントコーナーは半券を素早く引きすぎて、SEが「ジャン!」しかないのがおもしろかったです。ネイサンはいつでも効率的だからね。
そして何よりも我らが(?)自伝をプレゼントってほんとありがたかったです!! KADOKAWAさん(と新書館さん)太っ腹!! 会場でも販売してくださって、ほんとうによい販促になったと思います…ありがてぇ…。

ショーの外での思い出

今回は物販になんと選手の写真カード付きのルイボスティーがありまして。なんでルイボスティー? と思いましたが、サンクスでも同じ会社さんから出していたんですね。
ジュンファンとネイサンが欲しい…! と思い、母と2つ買いましたが、昌磨、ケヴィン、そしてかなだい×2という結果でした。自引き叶わず。ということで、勇気を出してTwitterで交換を探して…
無事、お迎えできました~!!!

ありがてぇ~

お取引してくださった方はどちらもお優しく素敵な方で、コミュ障オタクでもなんとかなりました。。ほんとうにありがとうございました。
ジュンファンを譲ってくださった方は、なんとコンプリートだそうです! すごい!
トレカがあるアイスショーって少なくとも自分が行ったことのあるショーでは初めてなのですが。BEYONDでもしこの制度があったら絶対コンプリート目指してたな…と思っちゃいましたね。岳斗先生のカードとか、欲しすぎるでしょっ!

そして今回はもうひとつ素敵な出会いが……。
とあるネイサンのファンの方が、自伝の翻訳についてお礼を伝えたい、ということで。その方と母たちがTHE ICEの公演前に立ち話ですが会うことになっていたんですね。それに私もちゃっかりついていきました。
そこでファンの方が母たちに伝えていらっしゃた感想が、もうそれはそれは素敵でありがたくて…!! 私は訳してないのになんか涙腺にちょっときていて絶対変な人でした。笑
このnoteを始めた目的、自伝の(勝手な)プロモーションが半分だったんですが、そのねらいが何より「①フィギュアスケートやネイサンへの愛とリスペクトがある ②プロの翻訳家 が訳した」んですよ!!! というのをお伝えしたかったんです。「ただ英語ができる人」が訳したんじゃないんですよ、というのを言いたかった。「ネイサンの自伝、ネイサンのことをろくに知らない人に変に訳されていたらどうしてくれよう」と思うはずの、スケオタ、ネイオタの警戒心をときたかったんです。まあ別に、私がnoteを書いていようといなかろうと、ファンの方であれば自伝は買われると思うので、あまり関係なかったのかなとは思うんですが。
(↓母がスケオタです! ということをアピールした記事)

実際に自伝を読んで、やっぱり誠実に訳されている! ネイサンのあのトーンが出ている! と私は思ったのですが、身内だからひいきで思ってしまっているのかな? 私よりずっとネイサンが好きで詳しい人からしたらそんなことないのかな? と不安に思う気持ちもありました。でも今回、ほんとうに熱心なファンの方がそういった感想を3人に伝えてくださっていたので、あ~~よかった~~~!!! と、とても安心したのでした。
まああと単純に母と母の仲間の仕事をほめられるのは嬉しいですよね。母の訳書というのは、私にとって、たぶんきょうだいみたいなものなので。
わざわざ訳者に(翻訳者って著者と比べて影が薄くなりがちなので「わざわざ」と言っています)謝意を伝えてくださるファンがいるのは、ネイサンが素敵な「感謝の人」だからだろうな!! と思いました。その好意の連鎖を見ることができてとても嬉しかったです。
(↓実際に自伝を読んでから書いたレビュー)


というわけで、ショーの中身以外の内容の方が長くなってしまったと思われるTHE ICEの思い出は以上です。スケーター、素敵な出会い、そして長く続いているご縁に感謝です。

次のスケートは…フレンズです。今年は行きます。夏休みの始まりはTHE ICEで感じて、終わりはフレンズで感じるんだ。もう社会人だから夏休みとかないけど。
BEYONDについても今さらですが投稿したいと思っておりますので、そのうち。それでは今回はこのへんで~。

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