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iCAREエンジニア採用チームの裏側

このエントリはiCARE Advent Calendar 2021 10日目のエントリです。
iCAREでは現在オフィシャルで3本のアドベントカレンダーが走っており、技術顧問の方、パートナーさんのひとりアドベントカレンダーも走っているためなんだかカオスな状態です。

今日はiCAREに入社してまもなく半年、一人目の採用人事として入社し、エンジニア採用の最前線で市場と戦うらびーがお届けします。

iCARE採用チームの布陣

候補者さん、エージェントさんとの細かいやりとり系は私が、実際の面談面接はDevチームが、スカウトなどのリクルーティング業務はどちらも、というようにスクラム採用方式を取っており、CTOのおぎじゅんさん、VPoEのとしさんをはじめ、沢山のメンバーが選考に参加してくれています。

VPoEに至っては、1日の面接面談をMAX6本で入れてしまったこともあり、「俺・・・面接しか今日してない・・・」という追い込みをかけてしまったこともあります。ここは反省ですがもうちょいいけた説もあります。としさんごめんなさい!今度スライディング土下座します(気が向いたら)

激化するエンジニア市場

採用の現場にいると毎日思い知らされ涙が出そうになるのですが、昨今、エンジニア採用市場はかなり激化しています。実は私は7年ほど前にエンジニアとして就業していたのですが、その頃に比べても求人数は右肩上がりに増え、実際の市場にいるエンジニアの数がかなり少なく、需要と供給が全く釣り合っていない状態になっています。

実務経験2年以上のエンジニアであればだいたいのスタートアップやベンチャーからの声はかかる状態で、大体2年くらいで移り変わっていく人も多いです。

実際にiCAREのDevメンバーに「スカウトどれくらいくる?」とよく聞くんですが、1人あたり多い人で20社ほど、少ない人でも5社ほどは受け取っているようでした。

エンジニア採用の難しさはLIG社久松さんのnoteを読むとよく分かります。

iCAREではどういった戦い方をしているのか

「市場にエンジニアがいません!涙」という声は毎日あげているのですが、「グダグダとそんなこと言ってる暇あるんなら、リクルーティングしてこいや!(本当はもっと優しい言い方w)」というのが現実。つべこべ言わずやらんかい!の精神で毎日戦っているのですが、ありがたいことにこの6月から沢山のメンバーがiCAREに入社してくれました。

正社員:12名
アルバイト:1名
アドバイザー(業務委託):1名
パートナー(業務委託):4名

こんな形で毎月入社してくれるメンバーがいるのですが、この裏側には血みどろの努力と悔し涙が隠れています。

CASE1.リソースが足りない

スクラム採用では現場が主導となって採用を進めるというのがコンセプトですが、いかんせんVPoEもCTOも時間がない。まぁ本当にない。面談面接に出てもらうので精一杯。「スカウトとかもう知らん!」の状態です(責めたい訳ではない)

それを解消すべく、人事が媒体のCSさんと二人三脚で組みスカウトを送る、COO/POのよしさんを借り出し(ごめんなさいw)一緒にやってもらうという形にしています。その他、技術顧問の方々や、アドバイザーの力をお借りすることもしばしばです。

CASE2.イベントやmeetup、SNSの活用

スカウトをやってきて数ヶ月、気づいたことは

「スカウトだけでやってくのかなり無理があるな・・・」

ということです。もちろん日々の活動として一番成果が出やすく、最初に始められるのでやり続けることに意味はあるものの、ここまで激化する市場に対しスカウトだけでは戦っていけないと気づきました。

それに対し、最近ではDev主体でオフライン/オンラインのイベント系をはじめ採用に繋げられそうな活動をやってもらっています。

2年前から続けているiCARE Dev meetupでは様々な企業の方やiCAREのメンバーが登壇してきました。皆様ありがとうございます。これも気が向いたらスライディング土下座して感謝を伝えます。

このmeetup、今年の10月回は【iCARE Dev Meetup #26】 デザイナーとフロントエンドエンジニアを繋ぐ技術として、なんと史上最多の376名の方からお申し込みを頂きました。

また、多様なメンバーが揃っており、副業もOKとしているため、こんな会も開かれたりしています。

(今回のアイキャッチ画像はこの会のものです)

どうやらクリスマスにはこんな企画があるようです。

また、iCAREでは企業×個人のブランディング力向上のため、SNSを推奨しています。TwitterではiCAREのエンジニアが沢山おり、書いた技術ブログなどについても公開していたりします。

こういった形で地道に「認知」の施策を進めた結果、最近ではiCAREのDevチームが面白いことをやっているぞ、と興味を持ってもらえることが増えてきました。カジュアル面談や面接の中でもそういったお声を頂けることが増え、施策の重要さを感じています。

実際にmeetupを介してiCAREに興味を持ってくれ、入社に至ったメンバーもいます。Dev meetup運営メンバーの皆様ありがとうございます。スライディング土下座しすぎで膝が擦り切れそうなので、90度のお辞儀をした丁寧なお礼でそろそろ勘弁してください。

CASE3.リファラル

もうここですね、はい。ここです。テストに出ます。
Devチームの最近の入社ルートで多いのがダントツでリファラルです。

今iCAREではリファラルの制度があり、職種やチームを問わず色んなメンバーがリファラル経由で入社してくれています。ご縁叶わず入社はしなかったけれども、オフィスに遊びに来てくれたりカジュアル面談に参加してくれる方は多いです。

TwitterをはじめとしたSNSでのエンジニア転職を見かけたら即座に私に「行けっ!」とメンションが飛びますし、勢い余っていろんなメンバーからその方に連絡することも。(ごめんなさい)

1年越しに入社してくれたメンバーは、初回がリファラルとしての接触だったり、ということがありました。

また、12月からは新たな施策としてリファラル紹介のキャンペーンを社内でも打ち出しました。そういったこともあり、iCAREでは一番多い入社ルートとなっています。

銀の弾丸なんてない

私はSNSでキラキラ人事パフォーマンスをしているので「iCAREのエンジニア採用順調じゃん!」と言ってもらえますが、増え続けるお客様(嬉しい)、それに伴って上がってくる機能拡大要望、プロダクトロードマップの実現・・・といった目線でいうと、「圧倒的にエンジニアが足りていません」という状態です。

「採用における銀の弾丸なんてねーから!」とCEOも言いますし、Devチーム皆も言いますし、私も言います。本当にないんです。あったら1000万円くらいなら説得して買うんでここからDMして連絡してください。

なんか偉そうに書きましたが、要するに人事一人では何もできません。Devメンバーが支援してくれたおかげでいろいろ進んでいます。キラキラ見えるiCAREのエンジニア採用の実態は毎日の努力と血みどろになりながら進める施策と悔し涙で出来上がっています。

※もっと粒度を細かくした施策や取り組みもありますが、あまりにも長くなりそうなのでここでは割愛します。

iCAREが爆伸びし続ける限り、きっとエンジニア足りない問題は解決しません。今後ずっと付き合っていくものになりますが、これからも頑張っていこうと思います。

Devメンバー、入社してくれたメンバー、入社に至らなかったけれどもiCAREに興味を持ってくれたエンジニアさん、全てに感謝を込めて。

ありがとうございます!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ps.採用人事も募集しています

更にps.エンジニアはalways募集しています


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