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映画「オッペンハイマー」

連休最終日の今日、どうしても観たかった映画「オッペンハイマー」を観て来ました。昨年のアカデミー賞を最多七部門受賞した話題作。とうとう日本でも公開されています。

J・R・オッペンハイマー博士の数奇な人生を、本人と、敵対する野心家の科学者の視点で交互に挟みながらストーリーが進んで行きます。

3時間の上映時間にストーリーはぎゅっと凝縮され、展開から目が離せません。前半の1時間ではオッペンハイマー博士の暗い生い立ちや過去からのコンプレックスが丁寧に描かれています。中盤の1時間からは
彼がマンハッタン計画に乗り出す様子、そして不倫の末の元妻の死、狂気に走り出すオッペンハイマー
の哀れな有り様、後半の1時間ではドイツ、ロシア、日本、アメリカが次々と歴史を残酷に塗り替えていく歴史的事実が描かれます。

私はこの映画は、クリストファー・ノーラン監督がどんな悲劇の底に突き落とされても立ち上がる日本という国に捧げられた、最大級で最高級の賛辞だなと受け止めました。

R15指定なので、中学生は観られません。

意見や感想も人により異なってくると思います。コメント欄に記入して頂けたら幸いです。


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