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【Spin-off】The Moment a Flightless Bird Can Fly High_飛べない鳥が飛び立つ時

2020年

なんという一年だったのだろう

いつの日か、この年の出来事を振り返ったとしても

必要な経験だったとは今の自分には微塵も考えられません

それは、僕だけでなく

家族もそうで

地球上に生きる多くの人がきっと同じ想いなのではないかと

胸がキリキリ痛みます

チャレンジの日々

これまでの自分の経験が

夢を追う人にとってのヒントや

一歩を踏み出すきっかけになればと

年始から開設したnoteでしたが

あまりにも先の見えない不確実な日々に疲弊してしまって

パソコンのスクリーンに向き合うことは難しかったです

ここ #ローザンヌ でも3月からロックダウンが始まり、

その最中には #Tokyo2020 延期が決定し

それに伴って世界各地で多くのスポーツイベントが中止となり

#国際スポーツ組織 の運営は規模を大幅に縮小して

今もなおリモートワークが続いています

変化を求めてチャレンジを継続していますが

滞在許可や経済的負担など

多難が途切れません

なので、 #海外大学院 における自分の過去の記録だったとしても

開設当初のように筆を走らせるモチベーションは

どうしても湧き起こりませんでした

それでも、前を向く

自分が選択して、家族を巻き込んで #スイス へやってきたので、

そんな自分が落ち込んでいる場合ではないと

挫けながらも、「もう一度」と言い聞かせながら前を向く

そんな繰り返しがずっと続いています

このアップダウンが1日の中で起こることもあって

気持ちの振り幅に体が追いつかない時もありました

なので、全く何もしないで終る一日もありました

YouTubeや昔のドラマを夜通し見て過ごす日もありました

だけれども、それを罪悪に感じて自分を責めることはしませんでした

こんな機会もなければできなかったことですし

なにより自分が動くことでスプレッダーになって

医療従事者や免疫弱者に迷惑をかけたくなかったからです

異国で暮らしているので余計に気を配りました

ただ、それでも先の見えない閉塞感にはやっぱり気が滅入ります

だから、多少なりとも成長しようと

#フランス語学習 に毎日取り組んだり

#リスニング の精度を高めるため、毎朝英語ニュースを聞いたり

家庭では子どもと一緒に手の込んだ料理やお菓子作りをしたり

少しでも実りのあるように

少しでも前向きになるような工夫をして過ごしました

一緒に卒業したクラスメイトや、後輩まで

帰国という決断をするなか

今もなお、僕はここで信じています

信じた先にやってくる「その時」

根拠もなく

来年_2021年は、いいことがあるような気がしています

世界にも、家族にも、僕にも、きっと

根拠もなく

信じて、信じて、信じて

来るであろう「その時」のために

準備だけは怠らぬように心掛けています

連日、感染者数の最高値更新だとか、

変異種の猛威が凄まじいとか

悲しいニュースばかりで不安は募りますが

それでも

夢を叶えたこの場所で「もう一度」と信じています

レマン湖畔から雪で白く聳えるアルプスの山々と

そこへ沈んでいく夕陽のオレンジに混ざる空の青とのグラデーションは

この世で今起きていることがまるで嘘のように想えてしまうほどの美しさで

なんだか

鳥にもなった気分で

向こう側まで飛んでいって

まだ見たことのない景色を見なくてはと

不思議と力が漲るのです

2021年

どうか

世界がこの受難から早く解放されて

全ての人へ一条の光が差し込みますように

そして

夢が、希望が、愛する人とともに

その時、翔けますように


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