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5/29(1-18) 風邪をひいた部屋に7人やってくる

東京03リモート単独公演『隔たってるね。』のアーカイブを見た。

リモートコントをひとりで書いてたんです、暇つぶしというか趣味で。
相方二人に見せてネタ合わせ付き合ってもらって

漫才やコントを仕事として語る芸人、それを求める企画や期待する視聴者がマスになりつつあるいま、「趣味に付き合ってもらった」ところから開催に至ったと語る飯塚さんの前説からワクワクした。
喋りながら、あとちょっとでコントができる喜びと緊張に溢れた顔をしているのも愛くるしい。
面白いネタは笑いながら書くんだよと言ったおぎやはぎの言葉も蘇るというか、ほんとにやりたいんだなー、コント。という47歳の誕生日に開催された奇跡的な単独公演だった。
コントはポン酢も何もかけないで生で食うのが一番美味えんだよ!と宣言した第七世代憧れのコント神だけど、コントを生で食う事すらできない時代でもちゃんと美味しいコントを出してくれるんだからコント村の入り口には飯塚さんの銅像が建つのでしょう。

内容も本当にすごくて、コントの面白さはもちろん、OP/ED曲、画面の演出、カメラ前のカーテン、幕間映像は単独然とした構成だし、zoomの名前や背景などの小細工を使わないことで再現性も高い。サラリーマンの日常を題材にする東京03だから、コロナ関係なしにこの形態の単独は継続できるのではないかと期待してしまう。
面白いリモートエンタメはたくさんあったけどここまで風格を感じる作品は前例がなかった。

「ここ嘘つくのは違うと思ってるからね」という角ちゃんのセリフが小木さんぽくていい。

近年の賞レースでは定番となった生放送直後の打ち上げ配信に漂う「コンテンツの引き延ばし戦略感」に嫌気もさしてきたぶん、おじさんたちのリモート打ち上げは見ていて幸せいっぱいになる。角ちゃんはこの時期だから飲酒を解禁されたのだろうか。ザキヤマ解禁?
「飯塚さんに冷められるの一番やなんだよ勘弁してよお」おじさんに萌えるタイプじゃないので、羨ましい!というのが一番の感想。

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不毛な議論のラランドがよかった。というか山里亮太というシチュエーションを取り込んだラランドがよかった。

生放送でもないテレビ番組に出ているタレントの言動を直接本人に非難しにいく感覚が昔からわからなかったので、同年代でも別の世代なんだなと思う。
SMAPがメインパーソナリティを勤めた27時間テレビのフィナーレで、香取慎吾が発した「テレビの嘘が大好きです!」という言葉が年々深みを増してきている。
生で見ていたときは、今更何を言ってるんだ?そのセリフ自体がウソっぽいというか鼻につくと僅かながら感じた覚えがあるけど、いま振り返れば、「不仲」という演出自体が、五人の関係をライブステージ以外では安易に物語化させないSMAPの固さにも思えて、表舞台に立つ存在のリスク管理としていい例だった気もしてくる。

今も昔もさして変わらないかもしれないけど、パーソナリティやコミュニティを型に嵌めて理解したがる僕たちは(それが二次創作的な文化を発展させるプラスの側面もあれど)個人の人格を踏み荒らして消費することに無関心だった。
理解し合う関係よりは、一定のラインを自分たちで設定するほうが受け入れられやすいと嗅ぎ取った初代バラエティアイドルの厚みは、誰かに受け継がれているのだろうか。
全部を知ろうとはしなくていいと気づくのが本当に遅かった。(もしかしたらsnsのせいかもしれない)

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宿題をこなしてビールを飲んで長い昼寝をしたので散歩がいつもより遅い時間にずれ込む。いや、金ロー全部見ちゃったせいだ。
いつものコンビニがこのご時世で24時間営業じゃなくなってることを知る。
とはいっても家の周りにたくさんコンビニがあるのでコンビニ廻遊時間はいつもどおり、きっかり52分。

医療従事者への敬意と感謝がこもっているらしい。

3月に『空飛ぶ広報室』を見たばかりだったから、生で見るブルーインパルスにはアツくなった。でもそれはなんというか、招待された先輩の家からきれいに隅田川の花火大会が見えてラッキーだったという程度のものだ。
奇跡的に東日本大震災の被害に遭わなかった機体が復興の象徴として東北に帰還したことを思い出すと、感動の再現というか、イッツガナビーオーライ的な、飛行機雲まさしく煙に巻くというような気持ち悪さを感じずにはいられない。

嵐探しあたり騒がしい、その凄まじい騒ぎまさに嵐

長谷川白紙『夢の骨が襲いかかる!』
光のロックって確かにこう歌えるんだと感動した。一曲目がんoonなのもなんか、いい。
フレシノとカネコアヤノ「Cats & Dogs」がリリース。池袋の豊島園で撮影されたpvがいい、そしてメンツが豪華。


マリオカートやりながらだったせいで、金ローのキングダムは「えー、山の王長澤まさみなの?!」みたいな感覚で見れて楽しかった。ロジック性がないから戦闘シーンは坂口拓の動作くらいしか楽しみがなかったけど。主人公は誰よりも高く跳ぶ、という情報しかないの意味わからなかった。
とにかく山崎賢人が走って移動する感じは好きだ。

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