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女性をとりまく性の「タブー」。今日も世界のどこかで、闘い続けている人たちがいる 〜ギンズバーグ判事の訃報をうけて〜

こんにちは。ランドリーボックス編集部のNanaです。先日、米国の最高裁判事ルース・ベイダー・ギンズバーグ(通称RBG)が亡くなりました。彼女はアメリカの最高裁判事として、女性の権利の進展にとても貢献した人物でした。

女性の権利に限らず、性的マイノリティーの権利や中絶に関する権利など、RBGが平等のために闘い続けた功績の数々。そんな彼女の訃報を受け、ランドリーボックスは

ランドリーボックスができることってなんだろう? 

そう考えたとき、ランドリーボックスでこれまで紹介してきた「生理や避妊にまつわるタブーを破ろうとしている人たち」を、もう一度この場で紹介したいという思いがわき上がりました。

今日も世界中のどこかで、女性や安心して暮らせる社会のために頑張っている人たちがいる。その一部を、第3回のnoteではご紹介していきたいと思います。


【今週のおすすめ記事その1】 「生理の貧困とタブーをなくしたい」 フランスと日本から

・フランスから
「生理の貧困」に取り組み、牽引してきたフランスの市民団体「Règles élémentaires」。こちらの記事「生理用品の無料配布が決定したフランスで「生理の貧困」に取り組んできた活動家のタラ・ウゼ=サルミニさん」では、設立者のタラさんへのインタビューをお届けしています。政府が生理用品の無料配布を発表したフランスの「生理のあり方」、そして「生理の貧困とタブーをなくしたい」と語るタラさんの思いとは?

・日本から
「トイレットペーパーは置いてあるのが当然なのに、なんで生理用品は置いてないんだろう?」学校や公共施設のトイレを見て、そう思ったことがある方もいるんじゃないでしょうか。こちらの記事「私が通っている高校のトイレに、生理用品を置いてもらえることになりました」では、そんな思いがきっかけとなって、署名活動を始めた方の取り組みを紹介しています。


【今週のおすすめ記事その2】避妊は、女の子が自分の夢を叶えるための必需品

最後にご紹介するのは、避妊にまつわるタブーをなくす活動をしている福田和子さんへのインタビュー「『日本の避妊はないものだらけ』ー女子大生がスウェーデンで感じた不条理。広がる『#なんでないの』」です。「#なんでないの」プロジェクト代表を務める福田さんは、スウェーデン留学をきっかけに、日本の避妊の不十分な環境を痛感したといいます。どのような状況下でも、だれもが安心して避妊の選択肢を受けとれるように。福田さんの思いと取り組みをご紹介しています。

今、この瞬間にも、女性をとりまく性の「タブー」や生理の貧困をなくそうと活動している人たちの姿があります。ランドリーボックスでは、これからもそんな人たちの取り組みを紹介していきたいと思います。

それでは、次回もお楽しみに。

写真:Perigives
文:Nana/Laundry Box

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