見出し画像

不健康な健全

最近、ストリートファイター6という格闘ゲームをはじめた。
ちゃんと意思を持ってはじめた。
「童心にかえろう」、そんな目的。

年齢のせいにしたくはないが、いつの間にかゲームを楽しめなくなった。
学校もバイトもサボってずっと遊びたいと思っていたはずなのに、おかしなものだ。
自然と考えてしまうのは、節約だの貯金だの。健康だの。それは悪いことではない風潮の昨今だけど、そんな雰囲気が漂いだした世の中にちょっと逆らいたい。天邪鬼なのかも。

格闘ゲームは10代の頃は好きだった。そのためにプレステやら、セガサターンを買っていた。
それと格闘ゲームの説明書を読むのが好きだった。キャラクターの技表と一緒にその人物のストーリーが書いてあるのを読みながら、お気に入りのキャラクターに肩入れして使っていた気がする。
私にとって説明書は、小さいマンガ本みたいな感覚だったのかもしれない。
書いてない部分を想像したりするのも好きだったような記憶がある。
そんなことを忘れてしまうのだ。
平気で忘れる。
その寂しさを解消するには、やっぱりやってみるしかないようだ。

食事もそこそこにというより、一食くらい抜いてもいい。もう少しやりたければ夜更かしすれば良い。
そんなことに、久しぶりに夢中になって気が付く。
お爺さんが早寝早起きなのを不思議に思っていたのに、いまは自分がそれをしている。早起きして読書。
その愉しさも体験したから好きだけど、好きで楽しいをもう一回、大事に考えたい。
ゆっくり、永く続けてみたい。

昔は、そう願っていたから。

頂いたサポートは、知識の広げるために使わせてもらいます。是非、サポートよろしくお願いします。