見出し画像

カレー、作る。

休日の朝、たまにカレーをつくる。
料理が趣味と言えるほどのものではなく、動画サイトやレシピサイトで見ては少し真似てみる。まぁ、格好つけてるだけと思ってください。自分が食べる分だけ野菜をカットして、勝手に充実。
そういう趣味なのでしょう。

もう一つ、ニンジンを食べたいときにカレーをつくります。
私が好きなカレーは、しっかりと野菜の形があるものです。「食べた感」があるものがいいのです。
「食べた感」なんて言葉があるのかは判らないけれども、そういうこと。

ニンジンを食べたいときは、皆さんどうしてます?

ニンジン嫌いの人は、摩り下ろしたり細かくしたりと脇役的なポジションに収まっていろと、そこら辺がお似合いだと言うかもしれない。

でも、待ってほしい。
ニンジンは、野菜の花形のはずだ。
「野菜と言ったらなに?」の問いに、真っ先に出てくると思うんですよ。間違いなく上位にはいるはず。
だって、一本でもニンジンですよ。
DRAGON BALLの主人公の名前だって、ニンジンから来てるのに。
どっしり構えてセンターにいてもいい存在なんです。選ばれしセンターのための色、赤い野菜として。

いや、赤ではないのか。オレンジっぽい、人参色? 何色だろう。

まあ、それはそれとして。もう少しチヤホヤしてくれてもいいんじゃないかと思い、明日の朝はカレーを作ろうと思う。
カレーだけなんですよ。ニンジンにやさしく肩組んで「一緒にやろうぜ」って感じで接してくれるのは。
「肉じゃが」なんかじゃダメなんだよ。料理初心者がホイホイと煮物なんてつくれないし、もう「じゃが」って別なヤツの名前思いっきり入ってるし。

そんなことで、カレーとはニンジンを食べるための美味しいソースだと言ってもいいと思う。
今年は兎年なんだし。


頂いたサポートは、知識の広げるために使わせてもらいます。是非、サポートよろしくお願いします。