裏道
裏道を通っている。
只、それだけのことが、言葉にするとなんだか悪ことをしているような気にさせる。
よりスリリングで、秘密があるような。
辿り着く場所にも、なにか表面的にはわからない意味を持たせるようで、他の角度からも覗いてやるという気にさせる。
そんな「道」を通っている。
もう、こんな風にしてしまうと、さらに懐疑心が刺激されることだろう。
でも、いくらひねった見方をしても、先にあるのは「現実」だけなのだけれども。
現実から現実に行くだけの道であることは、変わらないことだ。
今いる現実と、先にある現実が全く違う世界として認識されているだけのことである。
いま、わたしは夢から現実に向かっている。
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