寝るために起きて、夢見るために今日を過ごす。
寝るのが好きだ。
これをすごく恥ずかしいことのように感じてしまう。それでも、ひっそりと思う。眠たいときの瞼の重さも、起きたくないと考え出すよりも前のなんにも頭の中に入っていないリラックスした、悪く言えば、ぼーっとしてるだけの時間も。それから、意識は起きているけれど全然目を開ける気のない時間と、そのとき肌に当たるスベスベした感覚に足が熱くなったら少し出して感じるヒンヤリ感も好きだ。
ぐうたらしてることを優雅と言ってほしい。
決められた素材を華麗に刻んで調理するシェフの料理を味