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自然をこの手で守れますように

私たち人間のいのちや生活は、
大地や水、太陽、空気、森、植物、人間以外の生命といった、自然に依存して成り立っています。

大地に雨が降り注ぎ、太陽の光が照りつけなければ、木々は育たず、いのちに必要な空気を吸うことはできません。
食べ物は育たず、いのちに必要な体を作ることはできません。

支えてくれる大地がなければ、
日々の営みもありませんし、水がなければ、
いのちを維持することもできません。

木々が育たなければ、
紙や割り箸を使うこともできません。

植物が育たなければ、服を着ることも、
生薬を飲むこともできません。

微生物がいなければ、
発酵食品は食べられませんし、
腸内細菌や皮膚常在菌がいなければ、
いのち維持することもできません。

書き出したらきりがありませんね。

私たち人間のいのちや生活は、
大地や水、太陽、空気、森、植物、人間以外の生命といった、自然のおかげで成り立っているのです。
すべてはつながっているので、何か1つでも欠ければ、今の人間の生活は成り立たなくなってしまうでしょう。

それなのに人間は、自然に対してひどい仕打ちをしているようです。

土壌汚染、水質汚染、海洋汚染、大気汚染、森林破壊、気候変動、生物の絶滅…

世界の人口が爆発的に増えているので、
仕方ない部分もあるのかもしれませんが、
どれもこれも人間の利己的な行動が引き起こした問題なのだと思います。
自分たちの幸せばかりを優先して、自然のことはあまり考えないのです。
未来の世代のことはあまり考えないのです。
偉そうに書いている僕自身も、今まで環境問題にあまり関心がありませんでした。

おかげで人間は、自然から様々な仕返しを受け始めているのではないでしょうか。

ここ数年の夏の暑さは異常です。
ゲリラ豪雨も昔よりたくさん降るようになった気がします。まるで人間にいじめられた自然が、怒りの雨を降らせているかのようでした。
今年は水温の変化で、サバの不漁も続きました。

このまま環境問題が悪化したら、
自然は汚れまみれになり、気温は上昇し、
人間以外の生命は次々に姿を消してしまうのだと思います。
そして彼らに依存する私たち人間のいのちも、
いずれ消えてなくなってしまうでしょう。

生命の利己的な行為は必ず、自らの首を絞める形で返ってきます。

だからこそ僕は、
もっともっと環境問題に関心を持ち、
何が環境に優しくて、何が環境に悪いのかを理解し、自分にできることから少しずつ、自然を守る行動をとっていきたいです。

いま新しくやろうと思っていることは
・ゴミを拾う
・より電気や水を節約する
・紙を無駄に使わない
・きれいな水を流す
・環境に優しい商品を選ぶ
などです。

大地、太陽、水、空気、森、植物、人間以外の生命、人間は相互に依存し、つながっているので、自然を守れば、私たち自身のいのちと生活も守ることができます。
未来を生きる子孫に、生命同士の調和がとれたきれいな自然を手渡すことができます。


私たちのいのちをつないでくれる大切な自然。
自然をこの手で守れますように。
自然がこの先もずっと続いていきますように。

水が両手を洗って流れる
大切なこの惑星
地球をこの手で
守れますように

ティク・ナット・ハン著『今このとき、すばらしいこのとき』

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