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内なる喜びと幸せの種に気づき、育てる

最近は心の状態が悪い方に転がり、
食に走ってしまう日が続いていました。

そんな苦しい状況のなか、
強く思ったことがあります。

それは、内なる喜びと幸せの種に気づき、
育てることが、生きるうえでとても大切だということです。

内なる喜びと幸せ

内なる喜びと幸せの種に気づくというのは、
たとえば、無数の生命や自然が届けてくれた食べ物に幸せを感じること。

自然の中で、豊かな緑や花に触れ、癒しを感じること。鳥の鳴き声や、川のせせらぎに癒しを感じること。夜空に浮かぶ雲や月に癒しを感じること。

大地の上を歩けることに幸せを感じること。

息を吸って吐けることに幸せを感じること。

愛することに幸せを感じること。

自分のいのちに喜びを感じること…

何か特別なものがなくても、
ただ生きているだけで、
いのちの喜びに触れるだけで、
満たされ、幸せを感じられる状態です。
外側の何かに依存せずとも、内側にある心だけで、今ここで、幸せを感じられる状態です。

依存や執着がもたらす苦しみ

人は、内側にある心だけで幸せを感じられなければ、その苦しみを和らげようとして、
外側にある何かに依存してしまいます。
今ここにあるもので満たされなければ、
その苦しみを和らげようとして、
今ここにないものに執着してしまいます。

冒頭で述べた通り、僕の場合は、心の状態が悪くなると食に走ってしまいがちです。
自分の外見にも執着してしまいます。

依存や執着の対象は、アルコール、タバコ、性行為、ギャンブル、ゲーム、買い物、整形、SNS、富、名声などなど、人によって様々でしょう。

苦しみを和らげるために、
外側の何かに依存し、執着すると、
さらなる苦しみが生まれます。
欲の対象を失うと、心がそわそわし、
落ち着かなくなるからです。
欲の対象に心が縛られ、雁字搦めになり、
自由がなくなるからです。

忍耐

心は放っておくと悪い方に悪い方に転がるので、内なる喜びと幸せの種気づき、育てるのは、とても難しいことです。

日々、忍耐して忍耐して、
欲を断ち切らなければなりません。
生命や自然がもたらす喜びと幸せに、
気づき続けなければなりません。
生命や自然に感謝できる心を、
育て続けなければなりません。

おわりに

「生きているだけで幸せ」だなんて、
側から見れば馬鹿げているでしょう。
そんな状態を目指すのは、地に足が着いておらず、現実離れしていると感じるでしょう。

それでも僕は、自分の外側に依存したり、
今ここにないもに執着したりせずに、
内側にある喜びと幸せを感じられるよう、
努力したいです。

食への依存や、外見への執着で苦しんだ経験を通して、内なる喜びと幸せの種を育てたところに、真の幸せがあることを確信したので。

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